で、今回はエイリアン前日譚“風”の物語であり、100%エイリアン前の時代を描くものではない。が、完全に別モノを描いたわけでもない。って感じなのね
(人類の起源を探す&何が待ってるか&探すと罰だぞ的なものを描きたい、みたいな)。
スペースジョッキーについては、『知的な巨大異星人もエイリアンの被害に遭っていた』みたいな、若干地球人として親近感が湧くような謎の生物だったけど、そこはやっぱりリドリー・スコットなわけで、いざそのエピソードを描くとなれば
『浪漫を抱えてワクテカで宇宙に行ったら、期待に応えてくれる素晴らしい出来事どころか惨劇でした』になるのは仕方ないと思う(この展開にしたくてウズウズするんだろうね)。
・人類のルーツを求めよ…彼らは待っているのよ!→宇宙行ってみた→ぎゃああ!
・白い蛇みたいな生物が居る、おぉ可愛いい…→ぎゃああ!
・ウェイランド「我々を造った創造主に、私の死を回避するよう求めてみたい」→会った途端に突き飛ばされ、ぎゃああ!
→(頭部だけのデヴィット「無駄でしたね…(地球人にとっては神秘でしたが、創造主にとってはどーでもいいゴミ扱いでしたね…)
まぁ、『浪漫を求めて宇宙に行ったら幻想的で素晴らしいものが待っていました』ならスピルバーグが描けばいいし。
ひとまずこの映画を知った時から情報ゼロにして観に行ったので超楽しかった。
事前に切り抜きの映像見ちゃうと、場面の繋ぎをアレコレ想像しながら自分の中のストーリーと整合するかどうかを査定するように鑑賞してしまうので、
『壁画を起点に宇宙船で旅立った…さて何が待ってるんだろ』くらい空っぽのまま観て最後までドキドキした。
最後のピギャーはプロトタイプ・エイリアンらしいから、生物兵器:エイリアンの一番最初の一匹ってことか。
一応1作で締めることができる内容でもあったけど、わざわざ続編ってことは、人類だの起源だのを次で壮大に描きたいのかな?
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