『桐島、部活やめるってよ』


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045 2012/10/02(火) 15:55:37 ID:MeDzWqEb4E

>>32
いやだからさ、予告編を見て、主人公の「絶望感」ってのが全然伝わらないんすけど?
本編を見れば伝わるのか?絶望感・孤独感・リアル感が?
俺は逆に楽しそうなんだけど?その予告編を見てたら。
若い女が沢山いるし、サッカーしてる時に沢山の女子が見てるし。最高っすけど?パンチラ率も高いし。
モテない奴でも、親が「男子校に転向しようか?」って言っても断るだろ。希望とオカズが溢れてるからだよ。

時間に縛られず、フラフラフラフラ自由に動き回って、喜怒哀楽の表情だって自由〜に出来る。
で、家に帰ったら、おいしいおやつにホカホカご飯、あったかいふとんで眠るんだろな?
毎日スカート生足の女達が大勢いて、家に帰ったら食事が支度されてる。ソレって大富豪の生活じゃん。
親や教師達には「あ?」とか「おん?」とか言ってさ。まさに「御曹司、ご乱心」ってやつだろ。
そういう映画を見て、毎日毎日クソ食わされてるみたいなスカトロ社会で働いてる人間が喜ぶのかよ?

多くの人間が本気で涙を流す映画、心を打たれる映画ってのは「本当の孤独感」を描いた作品だよ。
異性の居ない職場で毎日働く姿とか、あるいは異性がいても、確実に脈が無い異性しか居ない職場とか。
ただでさえクソ日常なのに、そのクソにゲロをプラスするかのように、上司やクレーマーがセットで登場する。
それでもダメ人間にならないよう、理性をもって、誠実であろうとするけど、誰一人ホメてくれない。
ホメてくれないどころか、周りはガンガン否定してくるし、恋人もいないから、心が折れそうになる。
「自分も悪魔に魂売って、グレようかな・・」ってなりそうになったり、ならなかったりと、必死に戦う。
で、「結局のところ、悪魔に魂を売らない道を選びました♪」って結末に、観客は涙するんだよ。

そういう映画を作るには、作る側の人間がそういう経験をしないと描けないって。
悪魔に魂売った奴らしかいないからそういうザマになってんだよ。
例え作品がクソでも、乗り越えようとしてる雰囲気があれば、
オレ感動するし、良作が生まれるまでずーっと応援するけどさ。

ではおつかれ。

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