ぶっちゃけ、アイデアや脚本は「なんでもいい&シンプルでいい」んだよ。
いや、「良い映画の基本はシンプル」って言ってるワケじゃなくて、
「良いアイデアが現代邦画を救う・現代日本人を興奮させる」って流れじゃないんだよ今は。
現代邦画がつまらないのは、アイデアや脚本じゃなくて「リアリティ」なんだよ。
どの邦画もリアリティに力を入れてるのであれば、アイデア・脚本勝負になるのは分かるけど。
俺が以前からずっと言ってる事だけど、「リーマンがコンビニの店員に恋をする」ってやつでもいいんだよ。
もちろん、今の邦画・ドラマ業界の奴らがやったらゴミクソになるけど、リアリティがあれば確実に大ヒットするよ。
会話・喋り方・アクセント・服装・気の使い方・落ち込み方・怒り方・遊び方、、、
挙げたらキリが無いけど、リアリティがあれば100%日本中が沸くよ。
昭和時代の会話・言葉使いとか、感情表現が大袈裟だったりしたら、すべてパーなんだよ。
今の役者達の「芝居」っていうのは、芝居じゃないんだよ。
例えば、昼間の電車の中とかで、今の役者達が邦画・ドラマでやってるやり取りをしたらどうなるか?
周りの人達に「ん?・・外人かな?」って思われるよ普通に。
「中国人かな?台湾人かな?とにかくアジア系だなコイツら」ってなるよ。
「そ・・・そんなバカな!」とか言ってたら、「演劇の練習かな?それとも冗談でフザけてる?」とか思われたりもするよ。
そしてまた、いちいち社会派とか恋愛モノにこだわる必要も無い。
コメディでもタイムスリップ系でもファンタジー系でもいいし、テルマエロマエみたいなモノでもいい。
ただ、「現代人の心に突き刺さる、現代人に必要なモノを思い起こさせる何か」ってのが必要って話なんだよ。
長くなるから〆る。
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