観た。大満足。
不満や突っ込みも勿論多々ある。
但し、満足がゆえに“ああしろ、こうしろ”が出る感じ(最初から期待せずにドンパチ堪能気分で行ったのも幸いしたかな)。
時間経過のご都合主義や人数のご都合主義、『んなわけあるかよwww』が現実に戻す冷め度を少々放つものの、
“ちゃんと描けというなら膨大な予算と５時間くらいくれよ”と返されたら仕方ないといった感じ。
敵はまんまトランスフォーマーだったけど、トランスフォーマー的な造形だと開き直ってたし、時間内に収めるならもう仕方ない。
敵に関しては“自軍に害をなすもの・害を及ぼす形態”に対して攻撃してくるみたいね(じゃあ基地にあったヘリ破壊は何故？って疑問も湧くけど)。
できることなら大艦隊戦を連携戦略も含めて描いて欲しかったけど、それやると予算がいくらあっても足りなくなるか…
浅野はもう少し熱く過剰な演技しても良かった気がする(監督は『モンゴル』の演技が気に入ってオファーしたって言ってたし)。
宇宙戦争やＩＤ４みたいなのはトータルで“どうなん？”はあるけど、
宇宙戦争は『街の真ん中に破壊兵器が来たら…』の妄想を叶えてくれたし、ＩＤ４は『宇宙人がデカい船で…』をまんまやってくれた。
上手く言えないけど、ジュラシックパークはひとまず『恐竜が蘇った』をやってくれただけで及第点クリアのラインがあるように、
バトルシップは演習中のイージス駆逐艦の前に正体不明の敵が現れたら…をやってくれた。
陸軍のドンパチもいいけど軍艦にワクワクするのも男なわけで、砲塔がゴゴゴゴ…と向きを変えれば気分は“撃てー”、そりゃ血が騒ぐわな。
艦隊が敵と遭遇してから交戦する辺りのワクワク感は異常。
攻撃や防御の描き方が速く短絡的で雑ってのは惜しいけど…作品の上映時間を考えるとまぁ仕方ないか。
こういう大作って人類とか地球ベースとか、風呂敷広げ過ぎでマクロ視点で金と時間食うから大変になっちゃうんだよね。
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ユニバーサルが言うには海戦ゲームの映画化らしい。 
