本来「憧れ」っていう感情は、子供が持つモノなんだよ。
子供が仮面ライダーになりきって「とーっ!」ってやるやつ。
そういうのは、悪く言うと「他力本願」ってやつで、大人がもつべき感情じゃないんだよ。
現代日本人がハリウッドに抱くべき感情は「尊敬」であって、憧れは持つべきじゃない。
ハリウッドの良いところを見出して、日本の舞台で活用する心意気が一番大事なんだよ。
日本人がハリウッドに「目を輝かせてるだけ」では、いつまで立っても振り向いてもらえないよ普通に。
中国人とか韓国人が日本人役に抜擢されるのは、モノの見方ってのが現代日本人と全然違うからだよ。
中国・韓国の役者たちは、現代日本役者と違って「アメリカ映画で脇役なんて感激っす〜!」って雰囲気は無い。
下手すりゃ「今に見てろ白ブタめ・・」っていう雰囲気がほとんどだと思うよ。
日本の役者は「ハリウッドはとにかく華やかだからスゲー!」って顔をして、
中国・韓国の役者は「彼らがナゼ凄いかは、ある程度分かる。いつか俺達も・・」って顔をする。
だからハリウッドとしては、自分達に媚を売るアホよりかは、少々生意気でも、仕事を理解してる人材を選ぶんだよ。
現代日本の役者達がハリウッドに憧れてる状態ってのは、男が女にヘロヘロになってるのと同じ図式なんだよ。
自分に自信が無い、自分の日常がつまんないから、女を手に入れて輝きを手に入れようとするのと同じ。
何も与える事もできないし、技も無いし、マイナス思考状態だけど、俺の事を受け入れてくれ、ってさ。
ソレをやられた女の身にもなってみろよって話だよ。
しかもそういう男ってのは、その女がなぜ美しいのかが分からない。せいぜい「生まれつきじゃね?」しか頭に無い。
「その女がなぜ輝いてるのか知らんけど、とにかく輝いてるから手に入れたい」とヘラヘラヘラヘラ。
クソ人間が沢山いる世の中で、根性が曲がらないようにふんばって、美しくいる事がどれほど大変かをまず理解しないとな。
ハリウッドに憧れるってのは、「ハリウッドにチンポ入れたい。ソレだけ」ってな感じで、利己的極まりない話でさ。
「憧れてもえらるのは嬉しいけど、一緒に仕事しようってのはご遠慮願いたいファッキン」ってなモンなんだよ。
長くなるから〆る。
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