>>50 オレが明和の映画板でずーっと言ってる事なんだけど、
観客を呼び込む宣伝方法については、「ゴリ押しは避けるべき」なんだよ。
(良作をはじき出す人間になりたいのなら)
確かにゴリ押しは、今の邦画界の現状を見ても分る通り、大金がワンサカ入る。
「興行収入○○億円突破!」ってのがテレビで毎回流れるけど、
興行収入っていうのは、ビジネス界で言う「年商」ってやつで、当の社長の給料は不透明でさ。
極端に言うと、10億円儲けるのに、9億9千9百万のコストがかかれば、100万しか残らない。
例え観客動員数の数がハンパなくても、監督や役者達の取り分は少ない。
昔の日本の映画人は、豪邸立てたりラスベガスで豪遊とか金髪娘とスキャンダルって多かったよ。
豪遊して酒飲んで面白い映画作りまくって体壊して「もうダメみたいオレw楽しかったぜ?あばよ」って死んでいったな。
日本の映画チケットの値段ってのは、年々上がりまくって、現在に至るらしいね。
つまりソレは、年々日本の映画の質が下がりまくって、それに比例して値段が上がってるんだよな。
作品に自信が無いし、客にも信用されてないから、配給会社とかマスコミとかに犯罪レベルのゴリ押しをお願いする。
犯罪レベルのゴリ押しを色んなところにお願いしまくるから、大金をはたかないと成り立たない。
配給会社・マスコミ・テレビ番組・企業、そして何度も流すCMとそのCM料。
ソコまでやってはじめて客を騙す事ができるんだけど、
客には「クソだったよw」と宣伝されまくって、頭の悪い奴だけが「面白かったびょ〜んw」と宣伝する。
そうやって制作者達の「信用と誇り」が失われて、「次もまた大金かけないと客が来ない・・」のループがはじまる。
松下幸之助が死んだ後のパナソニック、本田宗一郎が死んだ後のホンダ、それらを見たら分るけど、
松下や本田はアメリカでも紹介される程の金持ちだったのに、なんで今の社長は長者番付けにも資産番付けにも載らないのか?
ホリエモンが女にモテない中で、低収入の一般人が美女を連れて歩くように、
やり方次第、その人次第、ってのがミソなんだよ。
ホントに長くなるよこれは。ではまた。
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