三池監督の「藁の楯」 カンヌで不評買う
カンヌ国際映画祭で20日、 三池崇史 監督の 「藁の楯」が公開され、プレスの不評を買った。
「藁の楯」は、コンペティション部門に出品されている。
プレス向けの試写会では、上映中に退席した観客もいたほか、時折シリアスなシーンで皮肉な笑いが起こった。
カンヌでは、エンディングクレジットが上がると拍手が送られるが、 「藁の楯」では、
「気に入らなかった映画に贈られる」ブーイングの音で拍手が消されたという。リア・ノーヴォスチが伝えた。
映画 「藁の楯」は、連続暴行殺人犯の清丸国秀を護送する警視庁警備部SP銘苅一基などの闘いを描いた物語。
清丸に孫娘を殺された 大富豪の蜷川は、 殺人犯を 殺した者に10億円を支払うという新聞広告を出し、 清丸の命を狙う者が次々とあらわれる。
「藁の楯」では、 古典的な映画で取られた手法が用いられているほか、別れのシーンでは孤独や人生の価値を語るセリフが使われ、
感傷的なメロドラマ風の作品になっているという。
「藁の楯」は、 今年のコンペ部門でプレスの不評を買った初めての作品となった。
http://japanese.ruvr.ru/2013_05_21/113854277... 三池崇史監督の『藁の楯』、カンヌでの批評は辛口
■目立つ酷評
英映画評論家ジェフ・アンドルー(Geoff Andrew)氏はツイッター(Twitter)に
「こっけいなほど過剰な演技に無意味さの強調、そうした陳腐な展開が延々と続く」と書き込んだ。
映画誌「CineVue」もウェブサイトに『藁の楯』評を掲載。「完全な失敗作」との講評で採点は5点満点中、1点だった。
カルト映画専門誌「エレクトリック・シープ(Electric Sheep)」も、「鉛の風船が失墜するようだ」と失望感を表現した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130521-00000023-jij_afp...
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