『パールハーバー』と『風立ちぬ』

どちらも零戦が関わる、実話を基にした映画。

パールハーバーは世界中から酷評されてるのはご存じのとおり。
「都合良く歴史を捻じ曲げてる」「戦争を舞台とした単なる恋愛映画」等々
〜みんなのシネマレビュー〜
http://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=24...


だけど風立ちぬは割と好評価。・・・監督個人への批判はあるけど
〜みんなのシネマレビュー〜
http://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=21...

先日、風立ちぬを見て、主人公と妻の描写に感動。
・・・だけど、肝心のその部分が創作と知って、ちょっとショック。
〜堀越二郎の妻は死んでないし菜穂子でもない〜
http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-3878.htm...

つまり、パールハーバーも風立ちぬも、事実を捻じ曲げた、創作恋愛映画だったのさ。

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スレ画の試作機の残骸は、菜穂子の死のメタファーだよね。
飛行機の不調によるエンジンオイル漏れは、菜穂子の吐血に対応している。

ちなみに、堀越次郎はただただ「美しいもの」が好き。
飛行機が好き。なぜなら美しいから。
菜穂子が好き。なぜなら美しいから。

以下ネタバレだけど、菜穂子が次郎のもとを去る遠因も、
次郎の「美しいものフェチ」にある。
美しくないといけないとのプレッシャーがあって、菜穂子は美しい時に
次郎のもとを去っているわけです。

正直、「風立ちぬ」は脚本がダメなので、「ナウシカ」の完結編を作るくらいなら、
「風立ちぬ」をリメイクしろよと思うよ。

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