今日観て来ました。
233のシートの8割は埋まってたかな。
子供連れのファミリーとお年寄りも多かった。
予告でヒグマの印象が刷り込まれてしまって脳内変換が大変だろうなって思ってたけど全体的に良い意味で裏切られた。
設定もストーリーも見せ方もちゃんと「ゴジラ映画」だったよ。
下手なことは言えないけど、本多猪四郎はこんなゴジラを撮りたかったんじゃないかなとさえ思ってしまった。
マスコットとしての子供受けしやすいキャラクター的要素は排除し、破壊神として畏敬の念を感じさせつつも、どこか救世主としての印象を勝手に
抱かせるような意図も見え隠れした。
その辺は日本のゴジラシリーズをちゃんと理解して作りこんだなと解釈した。
確かにゴジラ登場までダラダラ感は否めない。
でもいよいよ登場、で、第一声のあの雄叫び。
その圧倒的な迫力と「ゴジラ」っぷりに思わず涙が出てきそうになった。
ヒューマンドラマ云々は昔っからゴジラには付き物で、ゴジラ露出かでのもどかしさもこれまでを踏襲したのかなと
ここでもオマージュとして受け取ることが出来た。
ゴジラに対して人間がどう思ってどう対処すべきかの葛藤もまさにそのもの。
MUTOとの戦闘シーンにも攻勢劣勢があって、子供の頃スクリーンに向かって「ゴジラがんばれー!!!」って叫んでしまったことを思い出した。
ズタボロになって戦い終わったゴジラが海に帰っていくその後ろ姿を見て、渡辺謙がそれを見送る表情を見て、「ゴジラが帰ってきた」 って胸が熱くなった。
本当に熱くなった。
細かい描写に対するツッコミなんかどーでも良くなるくらい、ちゃんと「ゴジラを観た!」って印象で映画館を出ることが出来ました。
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