理解しがたい古典・名作を考える

第二次世界大戦終結の3年後に公開されたイタリア映画の傑作と言われる「自転車泥棒」。
観た人はいるだろうか？

主人公は無職の貧困家庭の父。2年ぶりに職業安定所からポスター貼りの仕事をもらえたのだが
その条件は自転車の持ち込み。質に入れた自転車を取り戻すために嫁がシーツまで売り払い、
なんとか仕事に就くことができたものの、出勤初日にその自転車が盗まれてしまう。
このままではせっかくの仕事が無くなってしまう。父は息子を連れて必死で自転車探しに出かける。
来る日も来る日も手がかりはゼロ。しかし転機は訪れる。自転車泥棒の男を見つけたのだ。
しかしその泥棒の家からは自転車は見つからず、その男の仲間たちからひどく非難され、
父は打つ手を完全に失ってしまい、やり切れなさからつい、街中で見つけた自転車を盗んでしまう。
自転車泥棒となってしまった父は街の人々に捕まってひどい仕打ちを受けるが、
そんな父の悲惨な光景を目にして泣き叫ぶ息子のおかげで警察に突き出されずに済む。
父は失意の中、途方に暮れながらも息子に手を握られ家路に向かう。fin

なんだこの報われなさは？やり切れなさだけが観る者の胸に去来する。えーーー！？なんで名作？

https://www.youtube.com/watch?v=C_lJbSJoIuw

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バカたれ時代が違うんだ。

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別に面白いと思う必要はない。
人の感性なんてそれぞれだし。
ただ何故評価されてるか分からないのなら、>>1は映画鑑賞に向
いてないと思う。

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普通にこの世の報われなさややり切れなさを
心に刻み込んでくれる映画でしょ
名画は慣れも必要だわな

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父親はじめ役者はほとんどシロウトを使ってるらしいね

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>なんだこの報われなさは？やり切れなさだけが観る者の胸に去来する。えーーー！？なんで名作？


キミはジャッキーの昔のカンフー映画みてればいいよ

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コレも、ただただ悲惨で悲しかった・・・
楽しさやら感動やらの、何か得るモノがあったかというと疑問だわな。
でも、損したとは思わんかった。逆に、観て良かったと思えた。
んでこの悲しさが続いている少しの間は、なんだか人に優しく出来る気がした。

上手く言えないんだが、なんだろうねこの感情。

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[YouTubeで再生]
宗教観の違いは埋められないな
←同じ時期のイタリア映画「汚れなき悪戯」
無邪気な子供が自ら望んで天に召されるお話

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>>1の映画「自転車泥棒」が評価された背景には
当時のローヨッパ社会風潮に満ちあふれていた労働者主義（アカ思想）がある
救いようのない極貧生活から脱却するための共産主義への傾倒や憧憬
日本でも戦後の闇市はそれが犯罪だとわかっていても
そうせざるを得ない現実が人々に消化しがたい罪の意識を味あわせていた
そういう時代だったからこの映画は庶民の共感を呼んだだけで
今のような時代に生きる人がコレを見て共感したり感動したりできる方が不思議だ

名作というだけで感動できるポイントを必死に探そうとする人がいるが
そういう人は自身の心の貧しさをまず自覚すべきだろう

>>2さんの見解がいちばん正しい

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納得。

生活に疲れてくると、後をひく映画より、筋肉バカの
爽快映画ばかり観てしまう。
でも、何も後に残らないものだから、時間を浪費した
感強く、結局考え込む映画を観てしまう。
ああ今日も睡眠不足だ。

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>>9
＞今のような時代に生きる人がコレを見て共感したり感動したりできる方が不思議だ

そんなことはないだろう
与えられた情報というか映像や会話だけでも感じるものはあるよ
無論、想像力を働かせる必要はあるかもしれんが

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カ—クダグラス主演の戦争映画で、見せしめに兵士３人が処刑される映画も
報われなさだけが残ったな。

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報われなさだけかぁ。
『渚にて』や『シルクウッド』

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