フィリップ・K・ディックの小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』をベースに、
リドリー・スコットが映画化したカルト的人気のSF『ブレードランナー』(82)。
主役のブレードランナー=リック・デッガードを演じたハリソン・フォードの続編出演が
正式決定したそうだ。メガホンをとるのは『灼熱の魂』『プリズナーズ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ。
続編を製作するアルコン・エンターテインメントより出演へのラブコールを受けていたハリソン。
Varietyによると現地時間26日、アルコンが「映画『プリズナーズ』で我々が体感できた
特異な才能の持ち主ドゥニ・ヴィルヌーヴと共に、ハリソンがこの旅路に参加することを光栄に思います」
と声明を発表したそうだ。
ハリソンは第1作の脚本を担当したハンプトン・ファンチャーと映画『グリーン・ランタン』(11)
のマイケル・グリーンがスコットと共に執筆した脚本を読み、大賛辞を贈っていたという。
スコットが自らメガホンを取る可能性を匂わせていた時期もあったが、
今回の発表により監督の座に就いたのはヴィルヌーヴであることが明らかになった。
これにより、いよいよ『ブレードランナー』続編の製作が本格的に始動することになりそうだ。
映画『ブレードランナー』は2019年のロサンゼルスを舞台に、人間を殺した人造人間レプリカントを
追跡する賞金稼ぎ、ブレードランナーのリック・デッカードの活躍を描いた。
続編は第1作から数十年後の未来が舞台という以外、詳細は明らかになっていない。
今回、製作に回ったスコットは以前、続編は3幕仕立てとなり、
ハリソン演じるデッカードが登場するのは「第3幕」と話していたが、
実際にはどのような展開になるのか。今後の動向から目が離せない。
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