「船底にようやくたどりついた一行。こんなとこに来たって、どうせ助からへんわ!絶望する乗客達。
けれど一人が励ました。みんな、神父さんの言うたことを忘れたんか!諦めたらアカン!底板を叩いて開けるんや!
みんなが船底をガンガン叩く。ちょっと待て!聞こえるか?気がつくと、外からもコンコンたたき返す音がしている。
あっ、誰か外におるんや!助かるかもしれへん。それ、がんばれ!するとバチバチバチっと音がして、船底が焼ききられた!
やった、青空が見えた!」
「まぁ、どうなるの?」(無責任な女性アナウンサーの合いの手)
「さぁ、それからどうなるでしょう。あとは映画館でのお楽しみ!」
「デススターを見事にやっつけたルーク達。一行は、実はお姫さまやったレイア姫から勲章をもらいます。首に勲章をかけられニッコリ笑うルーク。
『偉かったねぇ、ルーク。私、ちゃんとあんたの活躍、見てたんよ』(そんなセリフ、もちろん無い)目を開けると、そこには、チューバッカがおる。
C3POがおる。さぁ、それからどうなるか。続きは映画館でのお楽しみ!」
「しかし、ミスタースポックはその時すでに、死んでたんですわ」
「まぁ、たいへん」
「船員全員の涙に見送られて、惑星ジェネシスで永遠の眠りにつくミスタースポック」
「かわいそうやわぁ」
「しかし、惑星ジェネシスは既に再生が始まっている!」
「どないなるんやろ」
「このあとは、映画を見てのお楽しみ」
解説 by 浜村淳
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