北野氏と松本氏の共通点は「全盛期のモテ期を勘違いしてる」ってトコだな。
(毎回のように女の話ばっかで悪いなバカ男達よ。でも現代日本の最大の問題点の一つが恋愛なんだよ。
モテない金持ち・モテない芸能人・モテないイケメンが多いのは現代日本以外に存在しないんだよ)
北野氏も松本氏も「なぜ俺はモテたのか?」に対する解釈が間違ってんだよ。
解釈が間違ってしまうのは、「仕事を頑張る動機」ってのが「絶対権力を得る事」だったからだよ。
「今は苦しいけど、いつか自分に文句を言う人間が完全にいなくなる人生を!」ってさ。
それはまるで、ボクサーが「みんながビビって不戦勝で勝利を得るボクサー人生を送りたい!」って願うようなモンだよ。
不戦勝を渇望する男がモテるワケが無いし、戦わざるを得ない状況に追い込まれてる弱者達の気持ちも忘れてしまう。
そうなると、弱者達の心を熱くする方法も理解できないし理解しようともしない。そして欲望にまみれていく。
両氏が若い頃モテたのは、地獄の戦場から逃げずに戦いまくってからだよ。
今みたいなイエスマンに囲まれて高みの見物状態ではなく、裏切りとイジめと睡眠不足の日々。
常にたくさんの敵が襲い掛かる生活だから、涙こらえて発狂こらえて頭つかって戦略を練らないといけない。
そういう状態の男ってのは、女に甘えてる場合じゃないし、女の言葉・態度に一喜一憂なんてしてられない。
女はそういう男を誘惑する性癖があるから、両氏は当時モテたんだよ。
女とヤってダメになる男もいるけど、それは自分の人生に対する情熱がその程度だったってだけの話。
両氏は、あまりにもモテたもんだから、自分の「容姿・考え方・言葉選び」が女を濡らせてると誤解してしまった。
「女が褒めてくれたセリフを本やラジオで言おう!」とか「女が褒めてた表情・服装をテレビで披露してみよう」とかやってしまった。
そうやって仕事人間じゃなくなって、自分の魅力を世間に振りまこうとするだけの女々しい男に成り下がってしまった。
映画制作に必要なのは賢さよりも「人情」だよ。賢く生きるのは女の仕事なんだよ。
長くなるから〆る。
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