
微妙にネタ割れになるかもしれないが(嫌なら読まないでね)・・・
見てきた。
ホアキンさんの文字通り身体を張った演技(主に体重と笑い方)堪能大会としてはベスト作。
冒頭の泣きながら笑うシーンから、終盤の「この世の全て」を知り「やるべきことをやった」後の乾いた笑いまで、
「笑い」ということを、これほどまでに恐ろしい行為として表現するとは!
この作品をより面白く見るには、
「モダンタイムス」と「タクシー・ドライバー」、「キングオブコメディ」
この三作品を観ていると観ていないとでは面白さが全然違います。
特に「ロバート・デ・ニーロが出ている」だけでなく、キングオブコメディは是非!
今なら尼プラで無料。
まあ、
何処からが妄想かを乱暴にあいまいにしている線引きや、
バットマンに繋げない「単独作品」と言いながら、入れなくても成立するウェイン家の描写、
身障者に対して逆差別になってやせんか?というか、「池沼無罪」賛助な描写ってどうなん?
あまりにも、あまりにもステレオタイプな暴動など、「おいおい」と思う事もありますが、
名作のひとつに数えられるのは間違いないと思います。
劇場から出ていく観客が殆ど無言。葬儀の帰りみたいになっていたのは内緒。
個人的にはもぎりの所で配布していたHiGH&LOW鑑賞プレゼントの
書き下ろしオリジナルコミックスが気になって気になって。
俺みたいに頭空っぽなやつにはこっち(ヤンキー映画)の方が後味も良さそうだし、
「休日の娯楽としての鑑賞」としては良かったかもしんない。
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