例えば、ハリウッド映画でよくあるシーンで
「家に帰ってホットドッグでも食うさ。ケチャップをたっぷりつけてな!」ってのがある。
他には「お前のママとヤってやるよ」とか「例えハリケーンが来ても俺の考えは変わらない」とか。
それらのセリフってのは、映画が生んだワケじゃないんだよ。つまりアメリカ人の「日常会話」なんだよ。
日常会話を入れる事によって、現実味を出して「あるあるw」とか「居る居るw」って気持ちを生む。
そういう作品ってのは、例え違う国の人達が見ても面白味を感じるんだよ。「おかしな事いうなあ・・」とは誰も思わない。
日本人は「わさびをタップリつけてな!」とかは言わないけど、アメリカ人のそのセリフには引き込まれるモノがある。
人種は違えど、結局みんな同じ人間って事。
今の邦画も、脚本・シナリオ至上主義な考えは捨てて、セリフとか雰囲気に現実味を出す重要性に気付くべきなんだよ。
今の状況でソレをやったら確実にバカ売れするよ。「リーマンがコンビニ店員に恋をする」っていう簡単な内容でも売れるよ。
「君が〜・・・好きなんだ!」とか「アタシはそんな気はないわよ」とか、もう昭和初期の会話はいい加減ヤメるべきだよ。
男「なんつうか・・好きっていうか・・ははw」
女「え?・・何?・・意味わかんないんですけどw」
男「いやいやw・・ははは・・」
女「あははw・・どうしたの?意味不明w」
男「だよなw意味不明ってなるよな普通にw・・ごめんごめんw・・ちょっと待って・・」
↑こんな会話をしただけで観客は引き込まれるよ。老若男女関係なくドキドキ感が伝わるよ。
アクション系も、サスペンス系も、ホラー系も、恋愛系も、「現代人がその状況にいたらこうなる」っていうモノを出した方がいい。
でも、今の邦画界の奴らにソレを言ったところで、彼らはやらないと思う。
ソレは何故なのか?次はそれについて書く。
長くなるから〆る。
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