おまえらが短編映画を撮るなら・・

>>28
＞俺だけにダメ出ししやがって

いや、そんなつもりはないよｗｗ
たいへん勉強させてもらってます


という訳で>>1のつづきです‥

「ウチの会社で働いてくれないか？」と会長の笹野から強く懇願された又吉は、諦め半分？で職種も訊ねずに働き始めることを決意する
‥がしかし、そこはなんと女性社員が大半を占める大手のランジェリーメーカー「ワコーレ」だった
生まれてこの方、女性の手も握ったことがない又吉には勿論下着の知識などあるわけが無い
並び立つマネキン、透け透けやヒラヒラが施されたランジェに最初は目が泳いでばかり

そこで又吉は総括マネージャーの大森南朋とめぐり会う
大森は男の仲間が増えて何やら嬉しそう
さっそく手ほどき係として瀧本（会長の孫娘）が紹介される
そして、それが慌ただしい毎日の幕開けとなる‥

昼メシは何故か大森と顔を突き合わせる羽目に
持参の弁当がいつも日の丸なのを指摘された又吉はこう呟く、
「梅干しが大好きなんです！カツオ風味のは駄目、紫蘇で真っ赤に染まったやつがいいんです！それに‥
日の丸弁当って、戦時中故郷を偲ぶ味として兵士たちに愛されたんですよ」
(ここで日本兵姿の二人が、銃剣を投げ出し南洋のゴムの木の下で腹を空かせて横たわっている光景が流れる）
いつにない拘りを見せる又吉、そんな屈託を寄せ付けない無垢さにだんだんと大森は惹かれはじめる

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