舟を編む マジメって、面白い。

監督　　石井裕也
脚本　　渡辺謙作
原作　　三浦しをん
出演者　松田龍平
　　　　宮崎あおい
　　　　オダギリジョー
音楽　　渡邊崇
撮影　　藤澤順一
編集　　普嶋信一
製作会社　「舟を編む」製作委員会
配給　　アスミック・エース、松竹
公開　　2013年4月13日
上映時間　133分

http://fune-amu.com/

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ポスターの写真や言葉で作品のおもしろさを伝えるのは難しい。
そう思えた作品。

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＞舟を編む

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この映画、好きな人には申し訳ないけど、自分にはキツかった。
原作者自身が腐女子である事を公認してるから言うけど、
もう腐女子っぷり全開のご都合ストーリーがまったく受け付けなかった…
辞書作りの面白さを描くニッチ映画かと思ったら、
その要素はほんのお飾りでしかないっていう。

アニオタが好む『都合の良すぎる美少女萌えアニメ』みたいな気持ち悪さを、
女性オタクの側から押し付けられたって感じで、吐き気すらしたよ悪いけど。

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>>2
映画の中のポスターの写真の女が麻生さんという情報だけで観たけど面白かった
用例採集っていう言葉の響きも好き

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辞書制作というテーマは良かったんだけど
単調な展開で２時間超はキツイ

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>>6
まあたしかに、辞書に載ってるエロい言葉の意味をJSに音読させる映画
だったとしても２時間はつらいよな

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「川の底からこんにちは」を見てこの監督は才能あると思った。
「舟を編む」を見て天才だと確信した。
日本映画界を救うのはこの人だ。

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へぇー原作者は腐女子なのか
映画からは全くそんな感じ受けなかったわ
普通に面白かったし、ちょっと腐女子を見直した
…まぁ原作読むのはやめとこうかな

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テレ東放送分を録画、いま見終わった。

昨今の日本映画には諦観があるので、
10分見てつまらなかったら削除するつもりだったけど、
最後まで一気に見てしまった。

>>4さんのように、ノレない人にはキツイかな。
自分は、主人公が図書室のような部屋に住んでいる設定で引き込まれた。
あんな部屋で死ねたら幸せ。

個人的にはラブストーリーを排除して、辞書作りのプロセスを前面に押し出しても良かったと思うけど。

ノーカットだと思ったら、15分くらいカットされていた。
削除されたシーンでは『右』をあらためて語釈しているのかな。

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＞自分は、主人公が図書室のような部屋に住んでいる設定で引き込まれた。

主人公が最初から最後まで恵まれすぎてんのが受け付けないんだよ俺。

仕事のできないセールスマンの筈なのに下宿まるごと借り切って図書室にして、
そこには仲のいい猫が遊びに来て、
下宿のお婆さんをはじめ、理解のある人がウジャウジャいて、
本マニアの主人公が運偶然、営業という地獄から辞書作りという天国にスカウトされて、
下宿のお婆さんの美人の孫がやってきて、
その孫が男前の性格の板前で美味しいもんも食べれて…

萌えアニメとかエロゲー、ラノベの設定みたいなもんを、
小説や映画に持ち込むとこんなにも気持ち悪いのかってなった。

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おい松田龍平！

顔だけ親父に似ててもダメなんだぞ！

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>>11
おまえが友人や親類に恵まれない性格だということはよくわかった

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どっちかっていうとこの映画が楽しめちゃう人のほうが実生活恵まれてないと思うけど。

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驚くような事件は何も起こらない。物語は淡々と進む。
悪い人は一人も出てこない。みんな真面目でみんな一生懸命。
その真面目さが人を変え、人を動かし、人を優しくさせる。

辞書の言葉を編む物語を通じて、人と人の気持ちも編んでいく。
そうして、みんなが大きな優しさに包まれていく。そんな物語。

たまには、こんなバカがつくほど真面目な主人公が、
都合がよすぎるぐらいの幸せに恵まれる物語もあっていいと思う。

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そこまで都合が良すぎると最早『作品』ではなく単なる『現実逃避』だよ。

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