才能が無い(後に師匠となる清水俊二の門を叩いた時にもそう言われた。それでもめげずに
…というか、自分の才能や適性を客観視できずに、無理やり押しかけて弟子になってしまう
という傲慢さ・神経の図太さだけは大したものだが)にもかかわらず、女性字幕翻訳家の
草分けということで、何となく華やかな才女っぽい虚構のイメージが一人歩きして、
殊に女性の映画ファンにとっては憧れの存在となり人気が出てしまった。
その人気に乗っかって数多くの映画の字幕翻訳を粗製乱造しているうちに、いつしか
字幕翻訳の第一人者として祭り上げられるようになってしまった。
そして、そのネームバリューによって、更に彼女に次々と仕事が舞い込むという、
良識ある映画ファンにとってはまさに悪循環としか言いようの無い状態に陥った。
そうして築かれたステイタスを自身の努力と実力によるものと勘違いして舞い上がって
しまった痛いオバサン。
作品への最大の冒涜とも言える、ストーリーや制作者のメッセージすらも歪めかねない
酷い誤訳の量産を「映画界への貢献」と捉えるか否かは人それぞれだろうが…。
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