>>1さん、スレ違い失礼する。
>>35 中国映画がいいとは思わないけど、韓国映画はハリウッドの次にレベル高いよな。
韓国人の奴らは「短期的に先進国に追いつきたい!」っていう精神が並じゃないんだよ。
だから、現代日本人と違って、ハリウッドの考え方を汲み取れる事が出来る。
別にアメリカマンセーって話じゃなくて、そもそもハリウッドは黒澤明を見て育ったんだよ。
サスペンスモノ、アクションモノ、国に対する問題意識、そういうのをすべてパクって今がある。
七人の侍を見て騎士の映画を作るとかじゃなくて、七人の侍を見て「民衆の撮り方」を学ぶ、みたいな。
韓国映画界の奴らは、昔のハリウッド状態なんだよ。つまり黒澤明をリスペクトしながら、自国を描いてる。
変に飾らずに、OLやリーマンが見た目の汚い鍋料理を皿にうつさずに食べる映像を世界に披露してる。
彼らは、自分達の食事マナーが悪いと思われてるのは百も承知の上で、あえて正直に「韓国の現状」を見せる。
今の日本のクソ邦画・クソドラマみたいに、OLやリーマンが豪華な部屋でワインを飲むなんて事はしない。
黒澤監督が今生きてたら、リーマンが吉野家あたりで昼メシを食べるシーンを描くだろうな。間違いなく。
今の韓国映画界は、昔の邦画界、または今のハリウッドみたいに、人々に活力を与える気持ちで作品を作ってる。
一番大切にしてるのは、やっぱり「自国の人々」。韓国の人々を優先に制作を進めてる。
世界の人々に媚を売ったり、合わせようとするよりは、自国のアンデンティティをがっつり描いた方が評価される。
「殺人の追憶」のように、今の邦画界は、田舎の汚さ、田舎警察の横柄さ・愚かさを描く事が出来ない。気取り屋だから。
今の邦画界は、リアルな日常を描く事が、どれだけ国民が嬉しいかをまったく分かってない。っつうか分かる気が無い。
しがないリーマンが、キャバ嬢にフられて、その後風俗に行く、っていう映像を流すだけで、どれだけ盛り上がるか。
まあ、そんな事言ったって、今の邦画界は国民の苦しみなんて興味ないから、説明したってアホヅラされるだけだろうけどな。
長くなるから〆る。
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