この映画を観て、私はローマ史に興味を持つようになりましたね。
・主人公の番号(漕ぎ手)「フォーティワン」でしたっけ? ローマ数字で「XLⅠ」。
・長官と訳されているアリウスは、「コンスル」=「執政官」で、現在の日本では
権威のある総理大臣といったところでしょうか。
・パレードはローマ人にとっては最高の栄誉で、だいたいの基準が5000人以上の敵を
殺すと戦車で、その次のランクが単騎・騎乗のパレードだったそうです。
・この頃は、おそらく時の皇帝ティベリウスはカプリ島に引き篭もり状態でした。
有能であったとされていますが、元老院とは気まずい関係。
有名な言葉が、増税を勧められた時に「立派な羊飼いは毛は刈り取っても、皮まで剥がないものだ」。
・競走の掛け金が1000タレントとなっていますが、1タレントが私の呼んだ著書では
金の延べ棒で、現在の約100万円以上・・負けた方は破産でしょう。
・主人公が競走の際に短剣を携えますが、あれは復讐の為ではなく、競走中に転倒した場合
身体に絡み付いた馬具を切る為の物です。
・イエスの裁判のあと、総督ピラトは手を洗う・・・何かイワクツキの話みたいですが
よく分かりません・・。
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