>>17 本当に勝手な自分なりの感想で申し訳ないですが
元々妻とは慰問歌手として知り合い、初めて会話を交わした日に服役囚全員のために歌ったのではなく
大切な人のためだけに歌ったと謝られ、しかしそれも終わったと告げられる。
妻の遺書の絵を見て思い出す事がある
15年以上前、勤務する刑務所で突然死んだ一人の服役囚の事。
彼は生前 房の鉄格子のところでスズメの餌付けをしていた
規則違反だけど黙認しいてたと当時部下だった刑務間から聞いてた。
妻が故郷の郵便局に送ったもう一通の遺書を見て 15年間一緒にいても妻の心には彼がいたと気付き
亡くなった今、妻を彼のところへ飛んで行かせてやろう…そう思い遺書を風に飛ばしたのではないかと。
長崎まで行かないと気付かなかった妻と自分の気持ちを知らすための遺書じゃないかな。
妻の墓を作ると自分の帰る場所ができてしまうので散骨して、現在の上司に退職願いを送り
ここから先は旅ではなく放浪する気なのではないかと思ったのです。
たぶんもう一人のキャンパーも妻を亡くした事で自分が帰る場所を失った事に気付いて
仕事を辞めて財産を処分してキャンピングカーを買い妻に懺悔の放浪の末、持ち金が尽き・・・
いろいろ考えさせられる映画でした。これは男向きの映画だね。
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