俺は北野氏も松本氏も人間として尊敬はしてるけど、
まず、映画の世界で良作をはじき出すとは到底思えないな。
松本氏の映画は「俺はこんな感じで悪意も利己的さも無い純粋・天才だから、誰も侮辱しないでね?」
てな感じで、「侮辱も嫉妬も裏切りもないユートピア人生(自分だけ)」を目指してるし、
北野氏にいたっては、アウトレイジで「自分だけ悪人じゃない」を描いてるしさ。
全員悪人がテーマなのに、自分だけは人情溢れる筋が通ったヤクザ。アレには失望したよ。本当に。
まず、松本氏も北野氏も、「女心」に対する理解度が低いんだよな。
確かに昔はモテてたけど、アレは単に仕事に情熱があって燃えまくってて、
なおかつ金もあって余裕があったからであって、決して「女口説きの極意」があったワケじゃない。
「昔はモテたのに今じゃすっかり・・」って奴は、
モテる事によって「俺モテるんだ?」って意識しはじめて、生き方が変わって、以前の自分が無くなってるんだよ。
二人の過去の本の発言、ラジオの発言、現在の女に対する扱いを見れば分かるよ。(俺はな)
女の理不尽に泣き言いうし、松本氏は筋トレして筋肉主張してるし、分かってないよ。
北野氏にいたっては、ニュースキャスターで女子アナに「権力あるのにオチャメなおじさん」を主張してるし。
なんつうか、「女が羨ましがる生き方」じゃねーんだよ。異性に媚びる生き方を羨ましがる女がドコにいんのよ。
二人とも、若い頃は戦ってたんだよ。すべてと戦ってたんだよ。
世間と戦って、AD・プロデューサーと戦って、自分と戦って、女と戦ってたんだよ。
戦い過ぎて、戦いのクセがついて、女と接する時も戦いの姿勢だったんだよ。
女だって戦って生きてるから、「この人尊敬できるな〜」って感じで、二人はモテたんだよ。師匠みたいな感じで。
戦う気持ちを忘れたら、恋愛モノもコメディすらも撮れないよ。感動モノもムリだよ。
戦わない人間が弱い人間を救えるかよ。弱い人間の気持ちは強い人間にしか分からないんだよ。
イエスマンを集めるのは仕事をスムーズに進めるタメじゃなくて、自分の気分のタメだけなのかよ?
昔は尊敬してたけど、最近は二人の顔を見ると腹が立ってしまう。欲望にまみれやがってさ。
長くなるから〆る。
長くなるから〆る。
返信する