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![](//bbs40.meiwasuisan.com/movie/img2/14714489200006.jpg)
しかし何と言ってもこの作品で絶対に忘れてはいけない感動的な場面といえば、これしかない。
アポロとの試合が決まったロッキーのアパートに、話を聞きつけやって来たミッキー。
ミッキーは昔の自慢話やらマネージャーの必要性やらを一生懸命ロッキーに話す。
ところがロッキー、そんな話には聞く耳持たず…。遂にはミッキーを怒鳴りつけ追い返してしまう。
そりゃそうだろ、今まで人を散々バカにしてきたくせに、今さら何だ…。
寂しそうにドアを開け出て行くミッキー。
そのうしろにはロッキーの怒鳴り散らす声。
「全盛期だと? オレはどうなるんだオレは!! オレにはそんなもん、いっぺんもなかった。力になりたいだと?
だったらこのブタ小屋でオレと一緒に暮らしてみろよ! お前にそれが出来るか!」
トボトボ歩くミッキーの小さな背中が泣いている…っとその時、アパートを飛び出しミッキーを追いかけるロッキー。
ここだよここ! このシーンはラスト以上に泣ける場面なんだよ!
この和解シーンにセリフはなく、ただひたすら引きの映像で魅せる。
ロッキーがドアを開け飛び出す瞬間、ビル・コンティの感動的なピアノが切なさを盛り上げる。
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