>>13 ファイトクラブとか時計仕掛けは思いっきり社会派・哲学作品だけどな。
実際、日本の若い奴らが大絶賛してるの見た事も聞いた事も無いし。
当の
>>1だって、その二作品に魅力なんて感じてないだろ。
確かに宇宙の旅よりは見やすいだろうけど、現代日本人が語れるような作品じゃないよアレは。
キューブリックみたいな超のつく芸術家ってのは「並みじゃない人々にアピールする」傾向があってさ。
食欲・性欲・睡眠欲、ではなくて、ソレ以外の何かを大切にしてストイックに生きる人々に対するアピール。
そういう人々に「スゲーじゃんw」って思ってもらえればソレでいい、みたいな。
芸術家が富と名声よりもソレを優先した時、難解な作品になりつつも、必然的に名作として残り続ける。
例えば、ブスが美人になりたいがタメに、美人の体を解剖して研究した所で、何も見出す事はできない。
脳をガン見しても、内臓をガン見しても、健康的である事以外は、自分とまったく変わらない。
苦労をした人間の気持ちが分かるのは苦労をした人間だけ。
そして、苦労に打ち勝った人間の気持ちが分かるのは、苦労に打ち勝った人間だけ。
キューブリックは「ストイックな人々よ。多分俺が一番ストイックじゃね?褒めてくれよ」って言いたいんだよ。
「知性というモノは美しいモノではなく、殺戮しか生まない、まで到達したぞ?」ってさ。
長くなるから〆る。
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