俺の個人的感想では、最初のシーンが「朝・ベッド・寝起き・電話が鳴る」が出ると期待が沸くな。
まあ大体そういうのってハリウッド作品だけどな。
他には、森の中とか山の中とかで、スーツ姿の男達が誰かを待ってる、とか。
「う〜ん・・」って思うのが、冒頭のシーンでいきなりカーチェイスとか、公園で遊ぶ子供達を撮影したテープの映像とかだな。
「なんかめんどくせーなオイ・・」って思う。
映画好きの人間なら分かると思うけど、面白い映画は始まった瞬間から面白い。
クソのゾンビ映画はゾンビが出るまでヒマだけど、面白いゾンビ映画はゾンビが出る前から面白い。
「作品のミソとまったく関係の無い映像・風景・会話」でどれだけ楽しませるか、ここが分かれ目になってる。
今の日本のホラー映画って、幽霊が出るまでヒマでヒマでたまらないよな。
二人の女子高生とかが「じゃあ・・明日ね?バイバイ」 「うん、じゃね。気をつけてね」とかやって何もない。
恐ろしい顔の幽霊を出す事だけにムズムズしてるアホの制作者達としては、オチまでの流れがめんどくさいんだろうな。
例えば、女を口説ける奴と口説けない奴の違いについても言えるんだけど、
モテない奴は、女とエッチする事以外は興味無いから、「口説き期間」が苦痛で苦痛で仕方が無い。
モテる奴は、女という生き物の生態に興味があるから、やり取り・駆け引き、とかが楽しくて仕方が無い。
女を喜ばせる事に充実を感じるか、女を喜ばせる事を考えずに、相手の女をオカズにオナニーにふけるか。
今の日本の労働者達のほとんどは、給料日目前はテンション高くて、月末あたりはゾンビみたいな顔してる。
って事は、給料日までの数日間は「空白」か「クソ日常」でしかないって事になる。
今の邦画みたいに、オチにこだわる作品ばっかやってたら、日本人全体が「結果至上主義者」になってしまう。
つまり、「結果よければすべて良し」じゃなくて「過程が良ければ結果はどーでも良い」の方が大事ってワケ。
長くなるから〆る。
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