なんつうか、「勝算がちゃんと頭にあるタイプ」と「勝算があると信じたいタイプ」の二種類がいてさ。
ダメな結果となった時に「は?ダメだったの?」ってなるか「やっぱりダメだったか〜」ってなるか。
つまり、博打で勝負するか、しっかり考えて追求して勝負するかのタイプに分かれるんだよ。
真剣に考えて努力した上で失敗した作品は、見た人が「う〜ん・・悪くは無いんだけど・・」ってなるけど、
卑怯で怠慢な考え方で作って失敗した作品の場合は「何がしたいんだ?勝算あったのか?」っていう不快な気持ちになる。
人が社会で生きていく上では、服装・髪型・話し方・言葉選び・空気を読む、とかに気を配らないといけない。
例え欲を持たずに粛々と生きる道を選んだとしても、努力をしないと生きていけない。
生活費を稼ぐタメに他人と接しないといけないし、恋人を作るタメにも色々と勉強しないといけない。
そういう一般社会の世界でも、真剣に考える生き方と、真剣に考えずに現実から目をそらす生き方がある。
前者は世間に「惜しい!」と言われながら苦労して、後者は世間に「意味不明。ウザい」と言われながら苦労する。
ちなみに、世の中は前者よりも後者の数が圧倒的に多い。そして、後者の方が自殺・犯罪・弱い者イジメをする確率が高い。
小学校と一緒だよ。大人達よりも子供達の数の方が多いじゃん。
で、その子供達が教師達よりも発言力を持つ事になったらどうなるか?って話でさ。
めんどくさい事はハブくし、強い立場の教師達をいたぶるし、学芸会も運動会もグダグダになる。
教師達は子供達よりかは人生に何が必要かを知ってるけど、子供達は知らない。
子供達は自分を追い込んで真実をはじき出そうとする根性が備わってない。
その子供達が、教師達に「人生とは何か?」について、あーだこーだと頭だけで考えながら教育しようとする。
その学校の教師達のほとんどが「めんどくさいから、なあなあでよくね?w」ってノリだったら、ずーっと変わらない。
町内会とか企業とか政治とかでも、戦う人間が現れてはじめてマシになっていく。
現代日本は戦わずして勝利を得ようとする貧弱クズにとって有利な潔癖社会だから、今の邦画・ドラマ業界はしばらく安泰だろうけどさ。
長くなるから〆る。
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