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今日見た映画の感想を書くスレ2
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ポネット
母親の死を受け入れられない幼い少女ポネットの話。
幼さと愛着の深さから母親が二度と戻らないということを認めることが出来ないポネットを、周囲は頭ごなしに説得しようとする。
しかし大人の説明は頑ななポネットには矛盾を抱かせるだけ。
同年代の子供たちと交流するシーンはとてもフィクションと思えないほどリアル。現実の光景をそのまま撮ったかのよう。
演技なのだから凄いが・・・。これみんな6歳くらいだよな?どうやって演出したんだ?
—————————————————————————
フェアリーテイル
オカルト界で有名な「妖精写真」を題材にしたドラマ。
妖精たちの合成シーンがなかなかのハイクオリティだった。
従妹フランシス役のエリザベス・アールがとても可愛かった。
—————————————————————————
100歳の少年と12通の手紙
白血病で余命12日の少年オスカーが、1日を10年と考えて生きるという話。
自分の病状など本当の所を話してくれない医者や両親に不満なオスカーは、歯に衣着せぬ(口の悪い)ピザ屋の中年女性を話し相手に選ぶ。
彼女の元プロレスラーだという切り返しも、病気で体の弱くなったオスカーにとって魅力だったんだと思う。
辛気臭さはあまりなくてなかなか楽しい映画だった。
「狼少女ミーシャ」のマチルド・ゴファールがヒロイン役で出てるので観たのだが「ミーシャ」ほど魅力が出てなかったのが残念。
主人公の子役はハマっていた。
—————————————————————————
リトルランボーズ
凸凹コンビの少年2人がランボーに触発された映画を作る、友情と家族のハートウォーミングドラマ。
いやー良い映画だった。思っていたより断然良かった。
両親不在で自由だが兄の権力に盲目的に服従する所謂DQNなリー・カーターと、信仰により母親から抑圧されている内向的なウィル。
この2人の関係がとてもうまく描かれていると思った。中学時代あたりの自分とちょっとだけ重なった。
母親の死を受け入れられない幼い少女ポネットの話。
幼さと愛着の深さから母親が二度と戻らないということを認めることが出来ないポネットを、周囲は頭ごなしに説得しようとする。
しかし大人の説明は頑ななポネットには矛盾を抱かせるだけ。
同年代の子供たちと交流するシーンはとてもフィクションと思えないほどリアル。現実の光景をそのまま撮ったかのよう。
演技なのだから凄いが・・・。これみんな6歳くらいだよな?どうやって演出したんだ?
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フェアリーテイル
オカルト界で有名な「妖精写真」を題材にしたドラマ。
妖精たちの合成シーンがなかなかのハイクオリティだった。
従妹フランシス役のエリザベス・アールがとても可愛かった。
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100歳の少年と12通の手紙
白血病で余命12日の少年オスカーが、1日を10年と考えて生きるという話。
自分の病状など本当の所を話してくれない医者や両親に不満なオスカーは、歯に衣着せぬ(口の悪い)ピザ屋の中年女性を話し相手に選ぶ。
彼女の元プロレスラーだという切り返しも、病気で体の弱くなったオスカーにとって魅力だったんだと思う。
辛気臭さはあまりなくてなかなか楽しい映画だった。
「狼少女ミーシャ」のマチルド・ゴファールがヒロイン役で出てるので観たのだが「ミーシャ」ほど魅力が出てなかったのが残念。
主人公の子役はハマっていた。
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リトルランボーズ
凸凹コンビの少年2人がランボーに触発された映画を作る、友情と家族のハートウォーミングドラマ。
いやー良い映画だった。思っていたより断然良かった。
両親不在で自由だが兄の権力に盲目的に服従する所謂DQNなリー・カーターと、信仰により母親から抑圧されている内向的なウィル。
この2人の関係がとてもうまく描かれていると思った。中学時代あたりの自分とちょっとだけ重なった。
トリュフォーの思春期
邦題は「思春期」だが10歳以下の子供が主なように見える。
軽い気持ちで観られる楽しい映画だった。
ジュリアンのエピソードだけは深刻だけど。大人と同じ権利を子供に与えるというのは有意義でない気がするが、
だからこそ大人がよく考えないといけないし、そんな大人になれるよう子供を育てていかないと。ってことなのかな。
父子家庭の男の子の、友達の母親に対する母性的魅力と女性的魅力の混同?が描かれてて興味深かった。
楽しいし、グレゴリー坊ややシルヴィーは可愛いし、恋愛は甘酸っぱいし、メッセージ性はあるしで良かった。
—————————————————————————
ヘルボーイ
ギレルモ・デル・トロ監督。「パンズ・ラビリンス」と「永遠の子どもたち」が好きなので観ようと思っていた。新作「ダーク・フェアリー」も楽しみ。
後半で失速した感があったけど、思っていたより面白かった。続編では人外キャラが増えてるようなので期待。
「選択」がどうこうというのは「失楽園」の記述からなのかな。アダムとイヴが禁断の実を食べ堕落するのを神があえて看過したのは、
自ら選択することができるように人間を創造したからである、とかいうの。
大学の講義で少し覚えたが改めてキリスト教を勉強しようかなと思う今日この頃。
>>55
誰だ!
邦題は「思春期」だが10歳以下の子供が主なように見える。
軽い気持ちで観られる楽しい映画だった。
ジュリアンのエピソードだけは深刻だけど。大人と同じ権利を子供に与えるというのは有意義でない気がするが、
だからこそ大人がよく考えないといけないし、そんな大人になれるよう子供を育てていかないと。ってことなのかな。
父子家庭の男の子の、友達の母親に対する母性的魅力と女性的魅力の混同?が描かれてて興味深かった。
楽しいし、グレゴリー坊ややシルヴィーは可愛いし、恋愛は甘酸っぱいし、メッセージ性はあるしで良かった。
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ヘルボーイ
ギレルモ・デル・トロ監督。「パンズ・ラビリンス」と「永遠の子どもたち」が好きなので観ようと思っていた。新作「ダーク・フェアリー」も楽しみ。
後半で失速した感があったけど、思っていたより面白かった。続編では人外キャラが増えてるようなので期待。
「選択」がどうこうというのは「失楽園」の記述からなのかな。アダムとイヴが禁断の実を食べ堕落するのを神があえて看過したのは、
自ら選択することができるように人間を創造したからである、とかいうの。
大学の講義で少し覚えたが改めてキリスト教を勉強しようかなと思う今日この頃。
>>55
誰だ!
大人は判ってくれない
フランソワ・トリュフォー監督。ある非行少年の話・・・と言ってしまうと身も蓋も無くなってしまうか。
主人公はまさしく悩める子羊という感じで、非行に走るのも自己主張をするためではない
(バイクで夜中に爆音を響かせたりと人に迷惑をかける目的で非行に走るタイプの悪ガキはひとに構ってもらいたいのだと思っている)。
自分は要らない子なのだという考えがある時からずっと付きまとい、消えることのないわだかまりとなって常に主人公の心を苦しめている。
溜まったガスを抜くためにイタズラをやらかせばヒステリックな教師にこっぴどく罰を受けまたガスが溜まるという悪循環。
ついに大事をしでかすと、日頃からの親に対する引け目から家出する・・・自活のため盗んで金を稼ごうとする・・・見つかって警察に捕まる・・・。
どこまで行っても主人公の理解者として出てくる大人は一人もおらず、大人に対する不信やら自責やらから、主人公は両親にも心の内を打ち明けない。
邦題はとてもよく合ってると思った。話してくれなきゃ判らないと一方的に責めても駄目だ。話してくれない=信頼されていないということを大人は自戒せねば。
フランソワ・トリュフォー監督。ある非行少年の話・・・と言ってしまうと身も蓋も無くなってしまうか。
主人公はまさしく悩める子羊という感じで、非行に走るのも自己主張をするためではない
(バイクで夜中に爆音を響かせたりと人に迷惑をかける目的で非行に走るタイプの悪ガキはひとに構ってもらいたいのだと思っている)。
自分は要らない子なのだという考えがある時からずっと付きまとい、消えることのないわだかまりとなって常に主人公の心を苦しめている。
溜まったガスを抜くためにイタズラをやらかせばヒステリックな教師にこっぴどく罰を受けまたガスが溜まるという悪循環。
ついに大事をしでかすと、日頃からの親に対する引け目から家出する・・・自活のため盗んで金を稼ごうとする・・・見つかって警察に捕まる・・・。
どこまで行っても主人公の理解者として出てくる大人は一人もおらず、大人に対する不信やら自責やらから、主人公は両親にも心の内を打ち明けない。
邦題はとてもよく合ってると思った。話してくれなきゃ判らないと一方的に責めても駄目だ。話してくれない=信頼されていないということを大人は自戒せねば。
マンダレイ
ラース・フォン・トリアー監督、「ドッグヴィル」の続編。おせっかい女グレースが今度は南部の町マンダレイへ。
奴隷解放宣言から70年経っても残る奴隷制から、黒人たちを解放しようと権力でもって指導を始める。
自由黒人に憧れない黒人奴隷というのは、講義で扱われた小説で見たことのあるモチーフだった。
最低限の衣食住は保障され自分に責任が生じない奴隷の身分で満足というわけ。
そこにいきなり自由を与えられても戸惑うだけ。まっさらな世界に突然放り出されて一体どうしたらいいのか分からない。
それに世界には自由黒人を受け入れる準備はあるのか?
奴隷制を始めたのも奴隷を解放するのも全て白人の勝手。奴隷だったときと変わらぬ生活にしがみつく卑屈さを与えたのも白人。
マンダレイで白人の代表を務めるグレースにその卑屈さを非難する資格などなかった・・・。
終盤、秘密が明らかになる辺りからが特に面白かったけど、この監督は性格が悪いのだろうか。かなり辛辣。
キャストが前作から変更されているが、主人公はニコール・キッドマンの方が良かったかな・・・。
グレースの行動力と一途さは見習いたいが、いかんせん・・・傲慢。
ラース・フォン・トリアー監督、「ドッグヴィル」の続編。おせっかい女グレースが今度は南部の町マンダレイへ。
奴隷解放宣言から70年経っても残る奴隷制から、黒人たちを解放しようと権力でもって指導を始める。
自由黒人に憧れない黒人奴隷というのは、講義で扱われた小説で見たことのあるモチーフだった。
最低限の衣食住は保障され自分に責任が生じない奴隷の身分で満足というわけ。
そこにいきなり自由を与えられても戸惑うだけ。まっさらな世界に突然放り出されて一体どうしたらいいのか分からない。
それに世界には自由黒人を受け入れる準備はあるのか?
奴隷制を始めたのも奴隷を解放するのも全て白人の勝手。奴隷だったときと変わらぬ生活にしがみつく卑屈さを与えたのも白人。
マンダレイで白人の代表を務めるグレースにその卑屈さを非難する資格などなかった・・・。
終盤、秘密が明らかになる辺りからが特に面白かったけど、この監督は性格が悪いのだろうか。かなり辛辣。
キャストが前作から変更されているが、主人公はニコール・キッドマンの方が良かったかな・・・。
グレースの行動力と一途さは見習いたいが、いかんせん・・・傲慢。
ハロー・ドーリー!
「WALL・E」の劇中で流れていたミュージカル映画。
140分あるが楽しくてダレずに観られた。
屋内外の空間を広々と使いながら大勢で歌って踊ってするのでかなり気持ちが良い。
パレードの真ん中で歌う主人公から上空までカメラが引いていくショットなんかも凄い。あのシーンの群集はエキストラ?
衣装や舞台も綺麗。ミニー・フェイが可愛い。主演のバーブラ・ストライサンドの歌とマシンガントークが良い。
「WALL・E」の劇中で流れていたミュージカル映画。
140分あるが楽しくてダレずに観られた。
屋内外の空間を広々と使いながら大勢で歌って踊ってするのでかなり気持ちが良い。
パレードの真ん中で歌う主人公から上空までカメラが引いていくショットなんかも凄い。あのシーンの群集はエキストラ?
衣装や舞台も綺麗。ミニー・フェイが可愛い。主演のバーブラ・ストライサンドの歌とマシンガントークが良い。
途中で送信しちゃった追記
「絶対に帰らない 女の子とキスするまでは」・・・なるほどWALL・Eのストーリーと重なる気がする。
奇しくもラストでのキーワードも同じ「緑」だ!
それにしてもコーネリアス、28歳と4分の3にもなって女性経験が無いなんて。かくいう私も(ry
「絶対に帰らない 女の子とキスするまでは」・・・なるほどWALL・Eのストーリーと重なる気がする。
奇しくもラストでのキーワードも同じ「緑」だ!
それにしてもコーネリアス、28歳と4分の3にもなって女性経験が無いなんて。かくいう私も(ry
宇宙人ポール
英国コメディー映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ」の主演コンビによるSFコメディーinアメリカ。
いやー面白かった。キャラがみんないい感じで話も良かったし結構笑えた。
パロディーネタが色々あったがスピルバーグが話すシーンの場所と最後の一言がたまらん(英語では「演出」とは言ってなかったが字幕だけかな?)。
そして"ビッグ・ガイ"がもうね・・・「絶対自分のセリフ言う!!」と思ってワクワクしながら観てたら・・・!!ここでは是が非でも字幕を元ネタと合わせて欲しかった。
しかし「ギャラクシー・クエスト」のときと同じく胸が強調されてるのは何故なんだ。
タラ役の女優がおばあちゃんだけど美人だった。見たことあるような気がしたので調べたら「SF未来世界」と「X-ファイル」に出ていた。
この2本は観たけど全くピンとこないから結局気のせいだったわけだが、奇しくも2本ともSFだよ。昔からSFくらいしか観てこなかったんだから当然か。
英国コメディー映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ」の主演コンビによるSFコメディーinアメリカ。
いやー面白かった。キャラがみんないい感じで話も良かったし結構笑えた。
パロディーネタが色々あったがスピルバーグが話すシーンの場所と最後の一言がたまらん(英語では「演出」とは言ってなかったが字幕だけかな?)。
そして"ビッグ・ガイ"がもうね・・・「絶対自分のセリフ言う!!」と思ってワクワクしながら観てたら・・・!!ここでは是が非でも字幕を元ネタと合わせて欲しかった。
しかし「ギャラクシー・クエスト」のときと同じく胸が強調されてるのは何故なんだ。
タラ役の女優がおばあちゃんだけど美人だった。見たことあるような気がしたので調べたら「SF未来世界」と「X-ファイル」に出ていた。
この2本は観たけど全くピンとこないから結局気のせいだったわけだが、奇しくも2本ともSFだよ。昔からSFくらいしか観てこなかったんだから当然か。
エンドオブザワールド
原作は「渚にて」核戦争後の人類滅亡を描く
核戦争によって大気中に充満したフォールアウトに起因する急性放射線障害で
人類は滅亡するのだが、その前にシェルター避難や人工降雨などの気象操作で
放射性のちりを居住区域に近づけない事が現在では出来るので
急性ではなく内部被爆による長期の障害に苦しめられるって感じになるんじゃないの?
北半球が先に汚染・滅亡してるんだが、ホットスポットならぬクールスポットも
出来るはずなのでいきなり北半球の人類が滅亡してるというのが受け入れ難い。
って突っ込みどころがいっぱいある。
原作は「渚にて」核戦争後の人類滅亡を描く
核戦争によって大気中に充満したフォールアウトに起因する急性放射線障害で
人類は滅亡するのだが、その前にシェルター避難や人工降雨などの気象操作で
放射性のちりを居住区域に近づけない事が現在では出来るので
急性ではなく内部被爆による長期の障害に苦しめられるって感じになるんじゃないの?
北半球が先に汚染・滅亡してるんだが、ホットスポットならぬクールスポットも
出来るはずなのでいきなり北半球の人類が滅亡してるというのが受け入れ難い。
って突っ込みどころがいっぱいある。
ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー
話のテンポやアクションシーンが前作より洗練されてて観てて楽しかった。
大増量した人外キャラやアイテムのビジュアルが良い。特に地図屋が好き。表情がきちんと表現出来てる、動くのまぶただけなのに。
ゴールデン・アーミーやヌアダ王子もカッコイイ!ヌアラ王女かわいい!
でもやっぱり脚本がなんかイマイチな感じが。「パンズ・ラビリンス」の話の出来の良さは何だったんだ?
話のテンポやアクションシーンが前作より洗練されてて観てて楽しかった。
大増量した人外キャラやアイテムのビジュアルが良い。特に地図屋が好き。表情がきちんと表現出来てる、動くのまぶただけなのに。
ゴールデン・アーミーやヌアダ王子もカッコイイ!ヌアラ王女かわいい!
でもやっぱり脚本がなんかイマイチな感じが。「パンズ・ラビリンス」の話の出来の良さは何だったんだ?
1/13
ミッション・インポッシブル: ゴースト・プロトコル
1作目以来のチームプレイが好評と言われてるが確かに皆キャラが立ってて、それぞれ活躍するのが良い。
スパイアイテムも沢山出てくるし、一つ一つが話の中で上手く活かされてて、ここにも1の面白さが復活してると思った。
ミッション中、常に起こるトラブルにチームは悪戦苦闘。どうする!?どうする!?という緊迫した状況をギリギリで打開していく気持ち良さ。
いや面白かった。
しかし、今度の敵はたった2人だけであそこまでの仕事を成しえたのか?ちょっとすごいぞ。
—————————————————————————
壁の中に誰かがいる
下町のアパートに住む少年フールとその病気の母、身重の姉は、悪どい家主から立ち退きを言い渡される。
家主に払う金を稼ぐため金持ちの家主の邸宅に忍び込んだフールは、
壁の中にいる「誰か」や囚われの少女アリスと出会い、その屋敷のおぞましい秘密に巻き込まれてしまう・・・。
DVDの音声が初期設定で吹き替えだったので、子供向けのあんまり怖くない心霊モノか?と思ってたら・・・。
子供が主役だしコメディーチックなところはあるんだけど、人体解体やカニバリズム等、なかなかにキツい描写が。
心霊モノでなく人間が怖い系だったんだが、その悪役の夫婦(?)のサイコっぷりもヤバイ。
屋敷の中には二人によって施された仕掛けと、壁の中の住人が作った迷路が張り巡らされていて、独特の異様な雰囲気。
なにこれ面白い。
ホラーはあまり観ないので知らなかったけど監督は初代「エルム街の悪夢」や「スクリーム」シリーズのウェス・クレイブンという人だった。
通りで。
ミッション・インポッシブル: ゴースト・プロトコル
1作目以来のチームプレイが好評と言われてるが確かに皆キャラが立ってて、それぞれ活躍するのが良い。
スパイアイテムも沢山出てくるし、一つ一つが話の中で上手く活かされてて、ここにも1の面白さが復活してると思った。
ミッション中、常に起こるトラブルにチームは悪戦苦闘。どうする!?どうする!?という緊迫した状況をギリギリで打開していく気持ち良さ。
いや面白かった。
しかし、今度の敵はたった2人だけであそこまでの仕事を成しえたのか?ちょっとすごいぞ。
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壁の中に誰かがいる
下町のアパートに住む少年フールとその病気の母、身重の姉は、悪どい家主から立ち退きを言い渡される。
家主に払う金を稼ぐため金持ちの家主の邸宅に忍び込んだフールは、
壁の中にいる「誰か」や囚われの少女アリスと出会い、その屋敷のおぞましい秘密に巻き込まれてしまう・・・。
DVDの音声が初期設定で吹き替えだったので、子供向けのあんまり怖くない心霊モノか?と思ってたら・・・。
子供が主役だしコメディーチックなところはあるんだけど、人体解体やカニバリズム等、なかなかにキツい描写が。
心霊モノでなく人間が怖い系だったんだが、その悪役の夫婦(?)のサイコっぷりもヤバイ。
屋敷の中には二人によって施された仕掛けと、壁の中の住人が作った迷路が張り巡らされていて、独特の異様な雰囲気。
なにこれ面白い。
ホラーはあまり観ないので知らなかったけど監督は初代「エルム街の悪夢」や「スクリーム」シリーズのウェス・クレイブンという人だった。
通りで。
パピヨン
S.マックィーンの迫真の演技に惚れた。
なぜこんな傑作を今まで見逃していたのだろうか・・・
よくある脱獄の話なのだが、主人公の脱獄に対する信念や施設の厳しさ(独房など)
がよく伝わってきたし、友人D.ホフマンの演技も文句のつけようがなかった。
しかもこれが実話というからすごい。
久しぶりにいい映画を見た。
S.マックィーンの迫真の演技に惚れた。
なぜこんな傑作を今まで見逃していたのだろうか・・・
よくある脱獄の話なのだが、主人公の脱獄に対する信念や施設の厳しさ(独房など)
がよく伝わってきたし、友人D.ホフマンの演技も文句のつけようがなかった。
しかもこれが実話というからすごい。
久しぶりにいい映画を見た。
デビルズ・バックボーン
内戦下のスペイン、孤児となった主人公の少年が、共和派の運営する孤児院へ連れられてくる。
純粋無垢な孤児たち、複雑な人間性を持つ運営者の大人たちのほか、そこには一人の幽霊も住んでいた・・・。
あらすじをまとめにくくて、なんだか馴染みにくい構成な話に感じた。象徴性なんかもよく理解できなかったので、音声解説まで見ることにした。
すると上手いことにこの解説は、脚本の構成や象徴性等について主に語る内容であった。
監督曰く、この物語は「ゴシック・ロマンスや戦争物語の融合」で、他にゴシックの前身である童話や西部劇的要素も取り入れてある、と。
そういった複数ジャンルを掛け合わせた実験的な構成の脚本にしていると言うことらしい。
関連する芸術ジャンルに対する造詣も深いようで語りっぱなしだった。
象徴性に関しても、表題になっている「悪魔の背骨」や院の庭に突き刺さった不発弾等に込められた監督自身の見解が聞ける。
本編を観たとき、キャラクターの人間性に重きが置かれているところが良いと思ったのだが、
監督は人物の描き方に持っているこだわりも解説していて、興味深かった。
「ヘルボーイ」のラストで出てきた「人間を決めるのは選択」というくだりは監督自身の哲学らしく、全く同じことをこの解説でも言っていた。
オカルト世界観だからキリスト教出典かと思ったが、そういうわけじゃなかった。
他にはダークなモチーフを好む理由、映画に反映された自分の経験などを話していて、本編も良かったが解説はそれ以上に面白かった。
内戦下のスペイン、孤児となった主人公の少年が、共和派の運営する孤児院へ連れられてくる。
純粋無垢な孤児たち、複雑な人間性を持つ運営者の大人たちのほか、そこには一人の幽霊も住んでいた・・・。
あらすじをまとめにくくて、なんだか馴染みにくい構成な話に感じた。象徴性なんかもよく理解できなかったので、音声解説まで見ることにした。
すると上手いことにこの解説は、脚本の構成や象徴性等について主に語る内容であった。
監督曰く、この物語は「ゴシック・ロマンスや戦争物語の融合」で、他にゴシックの前身である童話や西部劇的要素も取り入れてある、と。
そういった複数ジャンルを掛け合わせた実験的な構成の脚本にしていると言うことらしい。
関連する芸術ジャンルに対する造詣も深いようで語りっぱなしだった。
象徴性に関しても、表題になっている「悪魔の背骨」や院の庭に突き刺さった不発弾等に込められた監督自身の見解が聞ける。
本編を観たとき、キャラクターの人間性に重きが置かれているところが良いと思ったのだが、
監督は人物の描き方に持っているこだわりも解説していて、興味深かった。
「ヘルボーイ」のラストで出てきた「人間を決めるのは選択」というくだりは監督自身の哲学らしく、全く同じことをこの解説でも言っていた。
オカルト世界観だからキリスト教出典かと思ったが、そういうわけじゃなかった。
他にはダークなモチーフを好む理由、映画に反映された自分の経験などを話していて、本編も良かったが解説はそれ以上に面白かった。
ブログか ここは・・・
わたしを離さないで
キャリー・マリガン、キーラ・ナイトレイ共演。"オリジナル"に臓器提供をして死ぬために生まれたクローンの若者たちの切ないドラマ。
センチメンタルな気分に浸れる。主人公らは提供者としての己の運命を完全に理解しているが、「アイランド」みたく必死にそれに抗うわけでもなく、
基本的に心穏やかな老人のように諦観している。
マリガンの少女時代を演じてる子役がマリガンそっくり。原作は日本人。
—————————————————————————
田園に死す
寺山修二監督。
ウワサ通りのぶっ飛び具合だった。
一緒に観てた家族に心配された。
—————————————————————————
アントワーヌとコレット
夜霧の恋人たち
「大人は判ってくれない」の続編2本。社会に出たアントワーヌのサエない日々。
「インセプション」での「金庫の中で回り続けるコマ」というモチーフについてノーラン監督が語っていたのを読んだことがある。
当初このシーンを「イメージ的に過ぎる」として削ろうと思っていたそうだが、試写したところ反応が良かったので残したとのこと。
全くあれを削るなんてとんでもない!あれがあってこそインセプションという概念が初めて理解できるのに。
たしかに言葉にはしにくい、全くの感覚的な理解だけど、「インセプションって結局どういうことをするの?」という疑問に対するあれ以上の説明は無い!
「夜霧の恋人たち」でアントワーヌが社長夫人の前から逃げ出すハメになってしまうシーンで、この話を思い出した。
このシーンの台詞の持つ説得力は凄い。直前までの期待感を募らせる演出もあって光ってる。
キャリー・マリガン、キーラ・ナイトレイ共演。"オリジナル"に臓器提供をして死ぬために生まれたクローンの若者たちの切ないドラマ。
センチメンタルな気分に浸れる。主人公らは提供者としての己の運命を完全に理解しているが、「アイランド」みたく必死にそれに抗うわけでもなく、
基本的に心穏やかな老人のように諦観している。
マリガンの少女時代を演じてる子役がマリガンそっくり。原作は日本人。
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田園に死す
寺山修二監督。
ウワサ通りのぶっ飛び具合だった。
一緒に観てた家族に心配された。
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アントワーヌとコレット
夜霧の恋人たち
「大人は判ってくれない」の続編2本。社会に出たアントワーヌのサエない日々。
「インセプション」での「金庫の中で回り続けるコマ」というモチーフについてノーラン監督が語っていたのを読んだことがある。
当初このシーンを「イメージ的に過ぎる」として削ろうと思っていたそうだが、試写したところ反応が良かったので残したとのこと。
全くあれを削るなんてとんでもない!あれがあってこそインセプションという概念が初めて理解できるのに。
たしかに言葉にはしにくい、全くの感覚的な理解だけど、「インセプションって結局どういうことをするの?」という疑問に対するあれ以上の説明は無い!
「夜霧の恋人たち」でアントワーヌが社長夫人の前から逃げ出すハメになってしまうシーンで、この話を思い出した。
このシーンの台詞の持つ説得力は凄い。直前までの期待感を募らせる演出もあって光ってる。
ロードオブザリング1、2、3
6回に分けて見た。計11時間。
監督のピータージャクソンはスゴいね。
自分なら撮影中に発狂し編集で発狂するくらいスケールが
デカかった。
見終わった後暫し放心。
もう二度と見ないだろう。
6回に分けて見た。計11時間。
監督のピータージャクソンはスゴいね。
自分なら撮影中に発狂し編集で発狂するくらいスケールが
デカかった。
見終わった後暫し放心。
もう二度と見ないだろう。
不良少女モニカ
イングマール・ベルイマン監督。
裕福な家庭で育ったが孤独感を抱える青年ハリーと、貧しく荒れた環境で生活する少女モニカ。
惹かれ合った二人は不満だらけの世の中に反抗し、夏のあいだボートで逃避する。
妊娠が分かり社会に復帰することにした二人を待っていたのは・・・。
「処女の泉」とか「第七の封印」とか「野いちご」とかいった名作扱いの作品が今観るのが難しいのは何故なんだ。
野いちごはBSシネマで観たけど。レンタルで出してくれ。
イングマール・ベルイマン監督。
裕福な家庭で育ったが孤独感を抱える青年ハリーと、貧しく荒れた環境で生活する少女モニカ。
惹かれ合った二人は不満だらけの世の中に反抗し、夏のあいだボートで逃避する。
妊娠が分かり社会に復帰することにした二人を待っていたのは・・・。
「処女の泉」とか「第七の封印」とか「野いちご」とかいった名作扱いの作品が今観るのが難しいのは何故なんだ。
野いちごはBSシネマで観たけど。レンタルで出してくれ。
僕は怖くない
イタリアのド田舎、夏休みの少年が廃墟で見つけた穴に何か居るぞという
ストーリー展開は見ごたえあったし、何より広大な麦畑とかの田舎の風景がいい感じだった。
つぐみ
吉本バナナ、牧瀬理穂という、俺が当事無視してきたものをちょっと見てみた。
幼少時から病気で甘やかされ傲慢な性格に育った女の話。
吉本バナナ、悪くないね。原作読んで見ようかな。
牧瀬理穂、アゴ女と思ってたけどこの頃は本当に美しい。美少女。
イタリアのド田舎、夏休みの少年が廃墟で見つけた穴に何か居るぞという
ストーリー展開は見ごたえあったし、何より広大な麦畑とかの田舎の風景がいい感じだった。
つぐみ
吉本バナナ、牧瀬理穂という、俺が当事無視してきたものをちょっと見てみた。
幼少時から病気で甘やかされ傲慢な性格に育った女の話。
吉本バナナ、悪くないね。原作読んで見ようかな。
牧瀬理穂、アゴ女と思ってたけどこの頃は本当に美しい。美少女。
「恋するトマト」
NHKで放送してた邦画
shall we dance?みたいな中年男のラブコメディかと思ってたら・・
商業的には成功したかわからないし、してなさそうだけど、いい映画
オススメします。
NHKで放送してた邦画
shall we dance?みたいな中年男のラブコメディかと思ってたら・・
商業的には成功したかわからないし、してなさそうだけど、いい映画
オススメします。
チャイナタウン
ロマン・ポランスキー監督のミステリー。フィルム・ノワールでもあるそうな。
ジャック・ニコルソン良かった。
バットマン、カッコーの巣の上で、シャイニングみたいなイロモノな役のイメージが強かったけど。
その面影をあまり感じなかった。
二転三転するストーリーが最高に面白い。絶望的なほどに無力感漂うラストはキツかった。
ところで、キャサリンにまつわる隠された事実を、どうしてこうも忌まわしく感じるのか?
無理矢理・・・のことではなく。
ロマン・ポランスキー監督のミステリー。フィルム・ノワールでもあるそうな。
ジャック・ニコルソン良かった。
バットマン、カッコーの巣の上で、シャイニングみたいなイロモノな役のイメージが強かったけど。
その面影をあまり感じなかった。
二転三転するストーリーが最高に面白い。絶望的なほどに無力感漂うラストはキツかった。
ところで、キャサリンにまつわる隠された事実を、どうしてこうも忌まわしく感じるのか?
無理矢理・・・のことではなく。
タイタンの戦い(1981年版)
ギリシャ神話を題材にした冒険活劇。
ものすっごい面白かった。
津波の合成シーン、ペガサスの動き、メドゥーサの顔のアニメーション・・・
そしてR2-D2的ポジションな黄銅製のロボット梟(?)・ブーボーの愛らしさと、
レイ・ハリーハウゼンによる古き良き特撮も楽しめて大満足。
首の長い可憐な美人・アンドロメダ王女がまた最高。54年生まれ?10歳位サバ読めそう。
ゼウスがやりたい放題な神様というのは聞いていたがその通りに描かれていて、
権力にあぐらをかいているどうしようもないおやじって感じだった。
口では本。タイタンの戦い(1981年版)
ギリシャ神話を題材にした冒険活劇。
ものすっごい面白かった。
津波の合成シーン、ペガサスの動き、メドゥーサの顔のアニメーション・・・
そしてR2-D2的ポジションな黄銅製のロボット梟(?)・ブーボーの愛らしさと、
レイ・ハリーハウゼンによる古き良き特撮も楽しめて大満足。
首の長い可憐な美人・アンドロメダ王女がまた最高。54年生まれ?10歳位サバ読めそう。
ゼウスがやりたい放題な神様というのは聞いていたがその通りに描かれていて、
権力にあぐらをかいているどうしようもないおやじって感じだった。
口では本当にもっともらしいことを言いおる。
最後も上手い事まとめるが、テティス神は心底面白くなかろう・・・。
—————————————————————————
ユアン少年と小さな英雄
19世紀中頃のスコットランドが舞台の感動作。
主人公ユアンの年齢はいくつの設定なんだろうか。
10歳くらいとすると紡績工場に勤めに出るには若い。「小さな大人」?
なが〜いウェービーヘアのメアリーが可愛かった。
—————————————————————————
ションベン・ライダー
相米慎二監督の青春映画。ようやくレンタルできた。
どうも「台風クラブ」と同じく中学生が主役らしい。
内容はやっぱりよく分からんかった。話の筋はシンプルなんだけど。
俳優が色々と体を張っていて危なっかしい場面がちらほら。
プールの場面から始まるところとか、歌ったり踊ったりするシーンが多いとか、いくつか台風クラブとの共通点が。
「お引越し」がレンタル屋に無い。
ギリシャ神話を題材にした冒険活劇。
ものすっごい面白かった。
津波の合成シーン、ペガサスの動き、メドゥーサの顔のアニメーション・・・
そしてR2-D2的ポジションな黄銅製のロボット梟(?)・ブーボーの愛らしさと、
レイ・ハリーハウゼンによる古き良き特撮も楽しめて大満足。
首の長い可憐な美人・アンドロメダ王女がまた最高。54年生まれ?10歳位サバ読めそう。
ゼウスがやりたい放題な神様というのは聞いていたがその通りに描かれていて、
権力にあぐらをかいているどうしようもないおやじって感じだった。
口では本。タイタンの戦い(1981年版)
ギリシャ神話を題材にした冒険活劇。
ものすっごい面白かった。
津波の合成シーン、ペガサスの動き、メドゥーサの顔のアニメーション・・・
そしてR2-D2的ポジションな黄銅製のロボット梟(?)・ブーボーの愛らしさと、
レイ・ハリーハウゼンによる古き良き特撮も楽しめて大満足。
首の長い可憐な美人・アンドロメダ王女がまた最高。54年生まれ?10歳位サバ読めそう。
ゼウスがやりたい放題な神様というのは聞いていたがその通りに描かれていて、
権力にあぐらをかいているどうしようもないおやじって感じだった。
口では本当にもっともらしいことを言いおる。
最後も上手い事まとめるが、テティス神は心底面白くなかろう・・・。
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ユアン少年と小さな英雄
19世紀中頃のスコットランドが舞台の感動作。
主人公ユアンの年齢はいくつの設定なんだろうか。
10歳くらいとすると紡績工場に勤めに出るには若い。「小さな大人」?
なが〜いウェービーヘアのメアリーが可愛かった。
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ションベン・ライダー
相米慎二監督の青春映画。ようやくレンタルできた。
どうも「台風クラブ」と同じく中学生が主役らしい。
内容はやっぱりよく分からんかった。話の筋はシンプルなんだけど。
俳優が色々と体を張っていて危なっかしい場面がちらほら。
プールの場面から始まるところとか、歌ったり踊ったりするシーンが多いとか、いくつか台風クラブとの共通点が。
「お引越し」がレンタル屋に無い。
ニューヨーク1997
L.A.より派手でない印象だけど荒廃した街のビジュアルなんかが良い。
DVD特典にジェームズ・キャメロンに関するトリビアが・・・JIM CAMERONとクレジットされてるのがそうかな。
この映画で知り合った脚本家ニック・キャッスルに当時無名のリンダ・ハミルトンを紹介してもらったとな。ほう。
「要塞警察」がレンタル屋に無い。
—————————————————————————
ラモーナのおきて
9歳の少女ラモーナが巻き起こすドタバタコメディ。
主人公役のジョーイ・キングが元気で可愛い。
こういう空想癖があってエキセントリックな子供の話って見てて楽しい。
トラブルばかり起こす社会不適合者予備軍なわけだけど。
ラモーナもそのことで大いに悩む。
ジョーイ・キング、「世界侵略」のあの子か・・・「ダークナイト」続編にも出演してるらしい。
「オズの魔法使い」映画化の役名「チャイナ・ガール」って何だ?と思ったら陶器の国の人形だ。
原作では取って付けたようなエピソードだったなあ。作者の前置きに反して思い切り訓話的な気がするし。
投稿ミスっちゃった・・・
L.A.より派手でない印象だけど荒廃した街のビジュアルなんかが良い。
DVD特典にジェームズ・キャメロンに関するトリビアが・・・JIM CAMERONとクレジットされてるのがそうかな。
この映画で知り合った脚本家ニック・キャッスルに当時無名のリンダ・ハミルトンを紹介してもらったとな。ほう。
「要塞警察」がレンタル屋に無い。
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ラモーナのおきて
9歳の少女ラモーナが巻き起こすドタバタコメディ。
主人公役のジョーイ・キングが元気で可愛い。
こういう空想癖があってエキセントリックな子供の話って見てて楽しい。
トラブルばかり起こす社会不適合者予備軍なわけだけど。
ラモーナもそのことで大いに悩む。
ジョーイ・キング、「世界侵略」のあの子か・・・「ダークナイト」続編にも出演してるらしい。
「オズの魔法使い」映画化の役名「チャイナ・ガール」って何だ?と思ったら陶器の国の人形だ。
原作では取って付けたようなエピソードだったなあ。作者の前置きに反して思い切り訓話的な気がするし。
投稿ミスっちゃった・・・
ゼイリブ(再見)
「ID4」、「宇宙戦争」、「世界侵略」のような大規模武力侵攻モノに対して
「ボディ・スナッチャー」、「アライバル」やこれなんかは「静かなる侵略」モノってところ?
初めて観た当時サブリミナル・メッセージが流行っていて、サングラスを掛けると見える言葉の意味をすんなり受け入れられたと同時に
「こんな昔にこんなアイデアを使った映画が既にあったんだ」と勝手に感動したのを覚えている。
宇宙人に抱き込まれた成金の「これは一般の商取引と同じだ」という台詞に言われてみりゃそうかもって気がした。
全体的に社会風刺を意図してるんだからそう感じるのも当然なのか・・・。
実際の商業界やお上とそれらの発するメッセージを、宇宙人とあのサブリミナルに置き換えてるわけだものね。
>>47
じゃあ先にそっちを観ようかな。台風クラブもお引越しもひとから薦められたもので。
>>49
ウディ・アレンの「重罪と軽罪」でも恋愛睡眠〜や特に(500)〜に通じるものが描かれてて、面白いよ。
「あなたと真剣に付き合う気は無いの」サインが出されているのにも関わらず思い込みで突っ走り、
自明の結果として勝手な期待を裏切られハートブレイクする男・・・。とても見ていられない・・・。
どうしても女性に幻想を持ってしまう自分の性格をどうにかしないとと思ってるので、それで過敏になってるのかも。
「ID4」、「宇宙戦争」、「世界侵略」のような大規模武力侵攻モノに対して
「ボディ・スナッチャー」、「アライバル」やこれなんかは「静かなる侵略」モノってところ?
初めて観た当時サブリミナル・メッセージが流行っていて、サングラスを掛けると見える言葉の意味をすんなり受け入れられたと同時に
「こんな昔にこんなアイデアを使った映画が既にあったんだ」と勝手に感動したのを覚えている。
宇宙人に抱き込まれた成金の「これは一般の商取引と同じだ」という台詞に言われてみりゃそうかもって気がした。
全体的に社会風刺を意図してるんだからそう感じるのも当然なのか・・・。
実際の商業界やお上とそれらの発するメッセージを、宇宙人とあのサブリミナルに置き換えてるわけだものね。
>>47
じゃあ先にそっちを観ようかな。台風クラブもお引越しもひとから薦められたもので。
>>49
ウディ・アレンの「重罪と軽罪」でも恋愛睡眠〜や特に(500)〜に通じるものが描かれてて、面白いよ。
「あなたと真剣に付き合う気は無いの」サインが出されているのにも関わらず思い込みで突っ走り、
自明の結果として勝手な期待を裏切られハートブレイクする男・・・。とても見ていられない・・・。
どうしても女性に幻想を持ってしまう自分の性格をどうにかしないとと思ってるので、それで過敏になってるのかも。
なまいきシャルロット
シャルロット・ゲンズブール主演。
思春期の少女がブルジョワっぽい暮らしに憧れて、
不満だらけの平凡な生活を捨てようとするところには
「17歳の肖像」に通じるものを感じた。
—————————————————————————
コクーン
気持ちは分かるけど、老人に振り回される若い人たちも大変だ。
あの宇宙人たち、金は一体どこから持ってきたのか?
—————————————————————————
フォーン・ブース
主人公の自省はなかなか身につまされるものが・・・。
しかし、この犯人はただの独善的なサイコパス以外の何物でもないと思った。
色々と女性関係のスキャンダルがあったコリン・ファレルがこういう役をやっているというのもまた面白い。
シャルロット・ゲンズブール主演。
思春期の少女がブルジョワっぽい暮らしに憧れて、
不満だらけの平凡な生活を捨てようとするところには
「17歳の肖像」に通じるものを感じた。
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コクーン
気持ちは分かるけど、老人に振り回される若い人たちも大変だ。
あの宇宙人たち、金は一体どこから持ってきたのか?
—————————————————————————
フォーン・ブース
主人公の自省はなかなか身につまされるものが・・・。
しかし、この犯人はただの独善的なサイコパス以外の何物でもないと思った。
色々と女性関係のスキャンダルがあったコリン・ファレルがこういう役をやっているというのもまた面白い。
めぐりあう時間たち
食い入るように観てしまった。
ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ演じる、
異なる時代に生きる3人の女性の話が交錯する構成にも引き込まれたが、
その主役らの苦悩に満ちた人生のドラマがすごく良かった。
エド・ハリス演じるリチャードのエピソードも。
「愛する女性のために」という生き方が、幼少時の父親の言葉に倣ったものだと分かった時、なんだか知らんが泣けた。
ニコール・キッドマンからは役ごとに全然違う、役に完璧に合った雰囲気が出てるように感じる。
—————————————————————————
ベッドかざりとほうき
ディズニーのファンタジー映画。
1940年のイングランド、ある村に疎開してきた3兄妹は、村はずれに一人で住むミス・プライスの家へ預けられる。
彼女は通信制の魔法大学の学生で、見習い魔女だった。魔法大学は戦争のために閉鎖されてしまうが、
戦争終結のカギになるかもしれないという最後の魔法「代役移動の呪文」を習得するため、4人は空飛ぶベッドに乗って冒険の旅に出発する。
なかなか楽しかった。
アニメとの融合シーンはなかなかの完成度。
魔法をかけられた物体が勝手に動くところや空飛ぶほうきが暴れるシーン等ではそれらを吊ってるピアノ線が丸見えだったりするけど、
特撮のクオリティ自体は悪くないのでそこはご愛嬌。
食い入るように観てしまった。
ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ演じる、
異なる時代に生きる3人の女性の話が交錯する構成にも引き込まれたが、
その主役らの苦悩に満ちた人生のドラマがすごく良かった。
エド・ハリス演じるリチャードのエピソードも。
「愛する女性のために」という生き方が、幼少時の父親の言葉に倣ったものだと分かった時、なんだか知らんが泣けた。
ニコール・キッドマンからは役ごとに全然違う、役に完璧に合った雰囲気が出てるように感じる。
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ベッドかざりとほうき
ディズニーのファンタジー映画。
1940年のイングランド、ある村に疎開してきた3兄妹は、村はずれに一人で住むミス・プライスの家へ預けられる。
彼女は通信制の魔法大学の学生で、見習い魔女だった。魔法大学は戦争のために閉鎖されてしまうが、
戦争終結のカギになるかもしれないという最後の魔法「代役移動の呪文」を習得するため、4人は空飛ぶベッドに乗って冒険の旅に出発する。
なかなか楽しかった。
アニメとの融合シーンはなかなかの完成度。
魔法をかけられた物体が勝手に動くところや空飛ぶほうきが暴れるシーン等ではそれらを吊ってるピアノ線が丸見えだったりするけど、
特撮のクオリティ自体は悪くないのでそこはご愛嬌。
続いて「魔法使いの弟子」見終わった
こっちは良かった!
話の筋はベタなんだけど、やっぱ最後に主人公が覚醒するところは燃える
マイティ・ソーも同じなんだけどあっちは説得力が薄い
それに引き換え魔法使い〜はムリのないシナリオで素直に感動できた
いやあ面白かった
こっちは良かった!
話の筋はベタなんだけど、やっぱ最後に主人公が覚醒するところは燃える
マイティ・ソーも同じなんだけどあっちは説得力が薄い
それに引き換え魔法使い〜はムリのないシナリオで素直に感動できた
いやあ面白かった
プロヴァンス物語 マルセルの夏
1900年〜のフランス、教師を父に持った主人公マルセルが、生まれてから田舎の別荘でひと夏を過ごすまで。
平和で幸せな少年時代の思い出。原題を直訳すると「我が父の栄光」。絶対的な尊敬を向けている父の凡庸さを
目の当たりにするも、受け入れたくない子供の心理が描かれていて面白かった。
—————————————————————————
ザ・タウン
ベン・アフレック監督・主演の犯罪もの。銀行・現金輸送車強盗が世界一多いというボストン・チャールズタウンが舞台。
取調室で警官から、自分の父親が刑務所で掘られたなんて報せを聞かされたらどんな心境になるだろう。
ラストは、こんな終わり方で良いのか?と思った。
—————————————————————————
誰(た)が為に鐘は鳴る ワールドプレミア上映版
スペイン内戦が題材。
・・・うーん?良さがよく分からなかった。160分くらいあったが無駄に長い感じがする。
ピラー役のカティナ・パクシノウがアカデミー賞・ゴールデングローブ賞助演女優賞受賞。
確かに印象に残る脇役だった。
—————————————————————————
ドラゴン危機一髪
アメリカから香港へ凱旋したブルース・リーの香港製カンフー映画の1作目で、
当初はシュウが主人公だったがリーのインパクトのせいで主人公が交代になった・・・とwikiにある。
だからって途中で殺さなくても良かったのに。シュウ格好良かったのに。共闘させれば良かったのに。
1900年〜のフランス、教師を父に持った主人公マルセルが、生まれてから田舎の別荘でひと夏を過ごすまで。
平和で幸せな少年時代の思い出。原題を直訳すると「我が父の栄光」。絶対的な尊敬を向けている父の凡庸さを
目の当たりにするも、受け入れたくない子供の心理が描かれていて面白かった。
—————————————————————————
ザ・タウン
ベン・アフレック監督・主演の犯罪もの。銀行・現金輸送車強盗が世界一多いというボストン・チャールズタウンが舞台。
取調室で警官から、自分の父親が刑務所で掘られたなんて報せを聞かされたらどんな心境になるだろう。
ラストは、こんな終わり方で良いのか?と思った。
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誰(た)が為に鐘は鳴る ワールドプレミア上映版
スペイン内戦が題材。
・・・うーん?良さがよく分からなかった。160分くらいあったが無駄に長い感じがする。
ピラー役のカティナ・パクシノウがアカデミー賞・ゴールデングローブ賞助演女優賞受賞。
確かに印象に残る脇役だった。
—————————————————————————
ドラゴン危機一髪
アメリカから香港へ凱旋したブルース・リーの香港製カンフー映画の1作目で、
当初はシュウが主人公だったがリーのインパクトのせいで主人公が交代になった・・・とwikiにある。
だからって途中で殺さなくても良かったのに。シュウ格好良かったのに。共闘させれば良かったのに。
罠にかかったパパとママ
ディズニーの実写ファミリー映画。「ふたりのロッテ」が原作。
リンジー・ローハン主演のリメイク版を以前観たが、一人二役だったと知ってなんか萎えた記憶がある。
このオリジナル版もヘイリー・ミルズの一人二役。え?じゃ二人が同時に映ってるカットにはトリックがあるってこと?
全然分からなかった・・・。
それはともかく、とても楽しくてにやにや笑いが止まらない映画だった。
同じ主演で続編のTV映画が3本も作られているらしい。ヘイリー・ミルズは「密室の恐怖実験」にも主演。
「キル・ビル」でダリル・ハンナ演じる女暗殺者エル・ドライバーが口笛で吹いているのはそれのテーマ曲。
ディズニーの実写ファミリー映画。「ふたりのロッテ」が原作。
リンジー・ローハン主演のリメイク版を以前観たが、一人二役だったと知ってなんか萎えた記憶がある。
このオリジナル版もヘイリー・ミルズの一人二役。え?じゃ二人が同時に映ってるカットにはトリックがあるってこと?
全然分からなかった・・・。
それはともかく、とても楽しくてにやにや笑いが止まらない映画だった。
同じ主演で続編のTV映画が3本も作られているらしい。ヘイリー・ミルズは「密室の恐怖実験」にも主演。
「キル・ビル」でダリル・ハンナ演じる女暗殺者エル・ドライバーが口笛で吹いているのはそれのテーマ曲。
ティム・バートンのアリス・イン・ワンダーランド
スキのない構成というか、よくできた映画でした
もともと古典の名作がベースにあるので、それを下書きにしてもっとうまくなぞる作業は
上手くいくに決まってる、といえばかわいそうかな
兎にも角にも、アリスの美しさに救われた作品と思う
アン・ハサウェイがアリスでも良かったかもしれないが
やはりここはこのMia Wasikowskaが抜群に良かった
とても楽しめました
スキのない構成というか、よくできた映画でした
もともと古典の名作がベースにあるので、それを下書きにしてもっとうまくなぞる作業は
上手くいくに決まってる、といえばかわいそうかな
兎にも角にも、アリスの美しさに救われた作品と思う
アン・ハサウェイがアリスでも良かったかもしれないが
やはりここはこのMia Wasikowskaが抜群に良かった
とても楽しめました
ニューヨーク1997
L.A.より派手でない印象だけど荒廃した街のビジュアルなんかが良い。
DVD特典にジェームズ・キャメロンに関するトリビアが・・・JIM CAMERONとクレジットされてるのがそうかな。
この映画で知り合った脚本家ニック・キャッスルに当時無名のリンダ・ハミルトンを紹介してもらったとな。ほう。
「要塞警察」がレンタル屋に無い。
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ラモーナのおきて
9歳の少女ラモーナが巻き起こすドタバタコメディ。
主人公役のジョーイ・キングが元気で可愛い。
こういう空想癖があってエキセントリックな子供の話って見てて楽しい。
トラブルばかり起こす社会不適合者予備軍なわけだけど。
ラモーナもそのことで大いに悩む。
ジョーイ・キング、「世界侵略」のあの子か・・・「ダークナイト」続編にも出演してるらしい。
「オズの魔法使い」映画化の役名「チャイナ・ガール」って何だ?と思ったら陶器の国の人形だ。
原作では取って付けたようなエピソードだったなあ。作者の前置きに反して思い切り訓話的な気がするし。
L.A.より派手でない印象だけど荒廃した街のビジュアルなんかが良い。
DVD特典にジェームズ・キャメロンに関するトリビアが・・・JIM CAMERONとクレジットされてるのがそうかな。
この映画で知り合った脚本家ニック・キャッスルに当時無名のリンダ・ハミルトンを紹介してもらったとな。ほう。
「要塞警察」がレンタル屋に無い。
—————————————————————————
ラモーナのおきて
9歳の少女ラモーナが巻き起こすドタバタコメディ。
主人公役のジョーイ・キングが元気で可愛い。
こういう空想癖があってエキセントリックな子供の話って見てて楽しい。
トラブルばかり起こす社会不適合者予備軍なわけだけど。
ラモーナもそのことで大いに悩む。
ジョーイ・キング、「世界侵略」のあの子か・・・「ダークナイト」続編にも出演してるらしい。
「オズの魔法使い」映画化の役名「チャイナ・ガール」って何だ?と思ったら陶器の国の人形だ。
原作では取って付けたようなエピソードだったなあ。作者の前置きに反して思い切り訓話的な気がするし。
戦場にかける橋
デヴィッド・リーン監督、アレック・ギネス主演。
すごい面白かった。
クリプトン軍医と同じ疑問を、観ながらずっと持っていた。
決して信条を曲げないニコルソン大佐。橋が完成した夜、斉藤に身の上話をするところの最後の言葉"lost"が意味深。
自分の生き方をあくまで貫くのは男としてかっこいいけれど、そうすることで何かを見失うことがあるということか。
橋の建設というのもまったく象徴的に思える。当初、基礎がゆるゆるで捗らなかった工事。
斉藤がニコルソン大佐の意思と条約を尊重したとき、両者の関係と工事はどちらもようやく地盤が固まる。
岸と岸をつなぐ橋は敵同士の二者を結ぶ橋でもある・・・しかしそこは戦場という狂った状況。
こう考えると味が出てくる邦題な気がする。
ジャングルでのロケ撮影が良い。見てすぐそれと分かる、屋外を模したセット撮影ばかりだと萎える。
—————————————————————————
エクソシスト 劇場公開版
ディレクターズ・カット版以来10年ぶりくらいに観た。リンダ・ブレアの演技が良い、憑依の前後でも。
悪魔祓いの最後のところで前回同様泣きそうになった。手に汗握るアツイ映画だと思う。
ただの水道水が効いたのは、カラス神父がホンモノだということなんだろうなあ。
>>105
なんでひとのレスをコピペするの
デヴィッド・リーン監督、アレック・ギネス主演。
すごい面白かった。
クリプトン軍医と同じ疑問を、観ながらずっと持っていた。
決して信条を曲げないニコルソン大佐。橋が完成した夜、斉藤に身の上話をするところの最後の言葉"lost"が意味深。
自分の生き方をあくまで貫くのは男としてかっこいいけれど、そうすることで何かを見失うことがあるということか。
橋の建設というのもまったく象徴的に思える。当初、基礎がゆるゆるで捗らなかった工事。
斉藤がニコルソン大佐の意思と条約を尊重したとき、両者の関係と工事はどちらもようやく地盤が固まる。
岸と岸をつなぐ橋は敵同士の二者を結ぶ橋でもある・・・しかしそこは戦場という狂った状況。
こう考えると味が出てくる邦題な気がする。
ジャングルでのロケ撮影が良い。見てすぐそれと分かる、屋外を模したセット撮影ばかりだと萎える。
—————————————————————————
エクソシスト 劇場公開版
ディレクターズ・カット版以来10年ぶりくらいに観た。リンダ・ブレアの演技が良い、憑依の前後でも。
悪魔祓いの最後のところで前回同様泣きそうになった。手に汗握るアツイ映画だと思う。
ただの水道水が効いたのは、カラス神父がホンモノだということなんだろうなあ。
>>105
なんでひとのレスをコピペするの
ゆりかごを揺らす手
「・・・は世を支配する手」と続くらしい。
疑惑の男性産婦人科医が自殺し(まあ有罪くさかったんだけど)、残された妻は流産。
彼女は夫のことを医師会に訴えた主人公の家へベビーシッターとして潜り込む。
性的嗜好等に関する疑惑というのは一度付きまとうと晴らしにくかったりする。
「噂の二人」("The Children's Hour")でも似たテーマが。
この悪役ペイトンは主人公の家庭を破滅させ、そして・・・と企んでいるのだが、
特に使用人ソロモンを排除するときなんかは夫を貶められたのと同じ手、つまり性的スキャンダルを利用している。
ジュリアン・ムーアにあけっぴろげな役が合っていると思った。92年の映画なので若い。今でも若作りだけど。
この人には妹がいて、つい最近の雑誌にツーショット写真が載っていたのだが、どう見ても妹のほうが年上だ。
妹はいま不動産業の経営に携わっている。本作でのジュリアンの役と同じかな。
—————————————————————————
冬休みの情景
2010年、中国、リー・ホンチー監督。中学生たちを中心に冬の内モンゴル自治区を映す。
非現実的な長ーい間のある変な映画。ほとんどのシーンが長回しで画面に動きが無い。
遠い環境音が余計に静けさを引き立てる。すさまじく淡々としていて最高に眠れる映画だった。
ただ、映像の構図は良い感じ。
スイスのロカルノ国際映画祭で最高のゴールデン・レパード賞を受賞したらしい。よく分からん。
「・・・は世を支配する手」と続くらしい。
疑惑の男性産婦人科医が自殺し(まあ有罪くさかったんだけど)、残された妻は流産。
彼女は夫のことを医師会に訴えた主人公の家へベビーシッターとして潜り込む。
性的嗜好等に関する疑惑というのは一度付きまとうと晴らしにくかったりする。
「噂の二人」("The Children's Hour")でも似たテーマが。
この悪役ペイトンは主人公の家庭を破滅させ、そして・・・と企んでいるのだが、
特に使用人ソロモンを排除するときなんかは夫を貶められたのと同じ手、つまり性的スキャンダルを利用している。
ジュリアン・ムーアにあけっぴろげな役が合っていると思った。92年の映画なので若い。今でも若作りだけど。
この人には妹がいて、つい最近の雑誌にツーショット写真が載っていたのだが、どう見ても妹のほうが年上だ。
妹はいま不動産業の経営に携わっている。本作でのジュリアンの役と同じかな。
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冬休みの情景
2010年、中国、リー・ホンチー監督。中学生たちを中心に冬の内モンゴル自治区を映す。
非現実的な長ーい間のある変な映画。ほとんどのシーンが長回しで画面に動きが無い。
遠い環境音が余計に静けさを引き立てる。すさまじく淡々としていて最高に眠れる映画だった。
ただ、映像の構図は良い感じ。
スイスのロカルノ国際映画祭で最高のゴールデン・レパード賞を受賞したらしい。よく分からん。
タイタンの戦い(1981年版)
ギリシャ神話を題材にした冒険活劇。
ものすっごい面白かった。
津波の合成シーン、ペガサスの動き、メドゥーサの顔のアニメーション・・・
そしてR2-D2的ポジションな黄銅製のロボット梟(?)・ブーボーの愛らしさと、
レイ・ハリーハウゼンによる古き良き特撮も楽しめて大満足。
首の長い可憐な美人・アンドロメダ王女がまた最高。54年生まれ?10歳位サバ読めそう。
ゼウスがやりたい放題な神様というのは聞いていたがその通りに描かれていて、
権力にあぐらをかいているどうしようもないおやじって感じだった。
口では本。タイタンの戦い(1981年版)
ギリシャ神話を題材にした冒険活劇。
ものすっごい面白かった。
津波の合成シーン、ペガサスの動き、メドゥーサの顔のアニメーション・・・
そしてR2-D2的ポジションな黄銅製のロボット梟(?)・ブーボーの愛らしさと、
レイ・ハリーハウゼンによる古き良き特撮も楽しめて大満足。
首の長い可憐な美人・アンドロメダ王女がまた最高。54年生まれ?10歳位サバ読めそう。
ゼウスがやりたい放題な神様というのは聞いていたがその通りに描かれていて、
権力にあぐらをかいているどうしようもないおやじって感じだった。
口では本当にもっともらしいことを言いおる。
最後も上手い事まとめるが、テティス神は心底面白くなかろう・・・。
—————————————————————————
ユアン少年と小さな英雄
19世紀中頃のスコットランドが舞台の感動作。
主人公ユアンの年齢はいくつの設定なんだろうか。
10歳くらいとすると紡績工場に勤めに出るには若い。「小さな大人」?
なが〜いウェービーヘアのメアリーが可愛かった。
—————————————————————————
ションベン・ライダー
相米慎二監督の青春映画。ようやくレンタルできた。
どうも「台風クラブ」と同じく中学生が主役らしい。
内容はやっぱりよく分からんかった。話の筋はシンプルなんだけど。
俳優が色々と体を張っていて危なっかしい場面がちらほら。
プールの場面から始まるところとか、歌ったり踊ったりするシーンが多いとか、いくつか台風クラブとの共通点が。
「お引越し」がレンタル屋に無い。
ギリシャ神話を題材にした冒険活劇。
ものすっごい面白かった。
津波の合成シーン、ペガサスの動き、メドゥーサの顔のアニメーション・・・
そしてR2-D2的ポジションな黄銅製のロボット梟(?)・ブーボーの愛らしさと、
レイ・ハリーハウゼンによる古き良き特撮も楽しめて大満足。
首の長い可憐な美人・アンドロメダ王女がまた最高。54年生まれ?10歳位サバ読めそう。
ゼウスがやりたい放題な神様というのは聞いていたがその通りに描かれていて、
権力にあぐらをかいているどうしようもないおやじって感じだった。
口では本。タイタンの戦い(1981年版)
ギリシャ神話を題材にした冒険活劇。
ものすっごい面白かった。
津波の合成シーン、ペガサスの動き、メドゥーサの顔のアニメーション・・・
そしてR2-D2的ポジションな黄銅製のロボット梟(?)・ブーボーの愛らしさと、
レイ・ハリーハウゼンによる古き良き特撮も楽しめて大満足。
首の長い可憐な美人・アンドロメダ王女がまた最高。54年生まれ?10歳位サバ読めそう。
ゼウスがやりたい放題な神様というのは聞いていたがその通りに描かれていて、
権力にあぐらをかいているどうしようもないおやじって感じだった。
口では本当にもっともらしいことを言いおる。
最後も上手い事まとめるが、テティス神は心底面白くなかろう・・・。
—————————————————————————
ユアン少年と小さな英雄
19世紀中頃のスコットランドが舞台の感動作。
主人公ユアンの年齢はいくつの設定なんだろうか。
10歳くらいとすると紡績工場に勤めに出るには若い。「小さな大人」?
なが〜いウェービーヘアのメアリーが可愛かった。
—————————————————————————
ションベン・ライダー
相米慎二監督の青春映画。ようやくレンタルできた。
どうも「台風クラブ」と同じく中学生が主役らしい。
内容はやっぱりよく分からんかった。話の筋はシンプルなんだけど。
俳優が色々と体を張っていて危なっかしい場面がちらほら。
プールの場面から始まるところとか、歌ったり踊ったりするシーンが多いとか、いくつか台風クラブとの共通点が。
「お引越し」がレンタル屋に無い。
ヘルレイザー
ホラー作家クライヴ・バーカー原作・監督のイギリス映画。
例の魔道士たちがもっと活躍するものと思ってた。メインは異世界から脱出した男フランク。
結婚の直前に手籠めにされ、心も体も(主に体)彼のものとなっていた、フランクの弟の妻ジュリア。
ジュリアはフランクが肉体を取り戻すため、家に男を誘い込んでその血を捧げる。
フランクの蘇生シーンとか良く出来てるなあ。
ヒロイン・カースティを追い回すツインテールみたいな怪物は着ぐるみ感があってちょっとショボいけど。
究極の快楽への扉が開くという謎のパズルボックス。しかし扉の先にあるものは・・・ドMしか喜ばないだろこれ・・・。
フランクはSっぽいから合わなかったんだな。
ホラー作家クライヴ・バーカー原作・監督のイギリス映画。
例の魔道士たちがもっと活躍するものと思ってた。メインは異世界から脱出した男フランク。
結婚の直前に手籠めにされ、心も体も(主に体)彼のものとなっていた、フランクの弟の妻ジュリア。
ジュリアはフランクが肉体を取り戻すため、家に男を誘い込んでその血を捧げる。
フランクの蘇生シーンとか良く出来てるなあ。
ヒロイン・カースティを追い回すツインテールみたいな怪物は着ぐるみ感があってちょっとショボいけど。
究極の快楽への扉が開くという謎のパズルボックス。しかし扉の先にあるものは・・・ドMしか喜ばないだろこれ・・・。
フランクはSっぽいから合わなかったんだな。
愛と哀しみの果て
20世紀初頭、スウェーデン人と結婚し英国領ケニアへ移住したデンマーク人女性の半生。
北欧人にアフリカの日差しはきつかったんじゃないだろうか。
この人が去った後に「名もなきアフリカの地で」の一家が移住してくるのかな。
ロバート・レッドフォードとブラッド・ピットってつくづく似てるなあ。
このメリル・ストリープは高畑淳子に似ている。
—————————————————————————
最後のブルース・リー ドラゴンへの道
ブルース・リーのアクションのキレの良さとすげー引き締まった体がかっこいい。
ヒロイン役のノラ・ミャオが最高。オネエキャラのホーがまた。
ところで日本の扱い何だこれ。
—————————————————————————
オーバー・ザ・ムーン
独りよがりの女が不倫して勝手に傷ついて家族を苦しめる話。うんざり。
確かにこのヴィゴ・モーテンセンはセクシーだけど。
アンナ・パキンが出てなかったら観るのを止めてた。
ジョークを上手く使いこなす人間になりたい。
—————————————————————————
ナチュラル・ボーン・キラーズ
奇をてらった映画にしか見えない・・・。
—————————————————————————
ポリアンナ
ヘイリー・ミルズ主演のディズニー映画。安心のクオリティ。
「聖書はその中で826回も喜べと言っている」
苦しみや悲しみにあってもそこに"gladness"を見つけようとすること。
あらゆるものごとに対してそのよいところを見出そうというこの「喜びのゲーム」は、
人生に処していく装備として牧師である父親がポリアンナに授けた教えである。
しかし真の苦境にあっては、「喜びのゲーム」も役に立たないのでは?
ユーモアのセンスで戦争PTSDが防げないように・・・。
だがラストで絶望の淵に立たされたポリアンナは、確かに父の教えによって救われることになる。
父の教えを受けた彼女の生き方が招いた救いだと言える。
牧師役の俳優に既視感。カール・マルデン、「欲望と言う名の電車」のミッチだった。
20世紀初頭、スウェーデン人と結婚し英国領ケニアへ移住したデンマーク人女性の半生。
北欧人にアフリカの日差しはきつかったんじゃないだろうか。
この人が去った後に「名もなきアフリカの地で」の一家が移住してくるのかな。
ロバート・レッドフォードとブラッド・ピットってつくづく似てるなあ。
このメリル・ストリープは高畑淳子に似ている。
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最後のブルース・リー ドラゴンへの道
ブルース・リーのアクションのキレの良さとすげー引き締まった体がかっこいい。
ヒロイン役のノラ・ミャオが最高。オネエキャラのホーがまた。
ところで日本の扱い何だこれ。
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オーバー・ザ・ムーン
独りよがりの女が不倫して勝手に傷ついて家族を苦しめる話。うんざり。
確かにこのヴィゴ・モーテンセンはセクシーだけど。
アンナ・パキンが出てなかったら観るのを止めてた。
ジョークを上手く使いこなす人間になりたい。
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ナチュラル・ボーン・キラーズ
奇をてらった映画にしか見えない・・・。
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ポリアンナ
ヘイリー・ミルズ主演のディズニー映画。安心のクオリティ。
「聖書はその中で826回も喜べと言っている」
苦しみや悲しみにあってもそこに"gladness"を見つけようとすること。
あらゆるものごとに対してそのよいところを見出そうというこの「喜びのゲーム」は、
人生に処していく装備として牧師である父親がポリアンナに授けた教えである。
しかし真の苦境にあっては、「喜びのゲーム」も役に立たないのでは?
ユーモアのセンスで戦争PTSDが防げないように・・・。
だがラストで絶望の淵に立たされたポリアンナは、確かに父の教えによって救われることになる。
父の教えを受けた彼女の生き方が招いた救いだと言える。
牧師役の俳優に既視感。カール・マルデン、「欲望と言う名の電車」のミッチだった。
座頭市物語
勝新太郎主演、座頭市シリーズの一作目。続編多すぎだよ。
時代劇観ないから分からないんじゃないかと思ってたけどかなり面白かった。
画面構成も良いし。北野監督版よりも断然こっちが好き。
—————————————————————————
ヤング@ハート
平均年齢80歳のロック・コーラス・グループ「ヤング@ハート」に7週間密着したドキュメンタリー。
ジョークを連発させる陽気なじいさんばあさんたち。流石アメリカ人と思っていいのだろうか。
メンバーが好きなのはクラシック音楽、オペラ、往年の名作ミュージカル。
割と最近の曲となるとリズムに付いて行けてなかったりするけれど、
厳しい指導のもと行われる練習ではみな真剣そのもの。
自分が歳取ったとき、こういう生きがいを持てたら良いなと思った。
—————————————————————————
ギャング・オブ・ニューヨーク
社会背景やら何やらで冒頭で付いていくのが大変だった。
19世紀のニューヨーク。アイルランド系移民vsギャングの「ネイティヴズ」
(要するにピルグリム・ファーザーズの子孫とかイングランド系移民ってことでいいの?)との争い・確執が軸。
南北戦争のさなかのニューヨーク徴兵暴動(これ知らなかった・・・)がラストで描かれる。ここのシーンはかなり凄絶。
アイルランドはカトリックの国。同国出身のリーアム・ニーソンが闘う神父役で登場。
「マイケル・コリンズ」でも祖国の独立運動家を演じていた。
「イン・アメリカ」で主人公一家が軽く差別されてた背景はこの映画で描かれてる歴史との関連もあるのかなあ。
宗派の違いもあるんだろうけど。
街を牛耳るギャングのボス役のダニエル・デイ=ルイスが良い。キャメロン・ディアスてこんな綺麗だったっけ・・・。
勝新太郎主演、座頭市シリーズの一作目。続編多すぎだよ。
時代劇観ないから分からないんじゃないかと思ってたけどかなり面白かった。
画面構成も良いし。北野監督版よりも断然こっちが好き。
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ヤング@ハート
平均年齢80歳のロック・コーラス・グループ「ヤング@ハート」に7週間密着したドキュメンタリー。
ジョークを連発させる陽気なじいさんばあさんたち。流石アメリカ人と思っていいのだろうか。
メンバーが好きなのはクラシック音楽、オペラ、往年の名作ミュージカル。
割と最近の曲となるとリズムに付いて行けてなかったりするけれど、
厳しい指導のもと行われる練習ではみな真剣そのもの。
自分が歳取ったとき、こういう生きがいを持てたら良いなと思った。
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ギャング・オブ・ニューヨーク
社会背景やら何やらで冒頭で付いていくのが大変だった。
19世紀のニューヨーク。アイルランド系移民vsギャングの「ネイティヴズ」
(要するにピルグリム・ファーザーズの子孫とかイングランド系移民ってことでいいの?)との争い・確執が軸。
南北戦争のさなかのニューヨーク徴兵暴動(これ知らなかった・・・)がラストで描かれる。ここのシーンはかなり凄絶。
アイルランドはカトリックの国。同国出身のリーアム・ニーソンが闘う神父役で登場。
「マイケル・コリンズ」でも祖国の独立運動家を演じていた。
「イン・アメリカ」で主人公一家が軽く差別されてた背景はこの映画で描かれてる歴史との関連もあるのかなあ。
宗派の違いもあるんだろうけど。
街を牛耳るギャングのボス役のダニエル・デイ=ルイスが良い。キャメロン・ディアスてこんな綺麗だったっけ・・・。
愛しのベス・クーパー(クリス・コロンバス監督・日本劇場未公開)
アメリカのヲタクは本当にきもい。
アメリカのヲタクは本当にきもい。
アメリア 永遠の翼
ヒラリー・スワンク、リチャード・ギア、ユアン・マクレガー、ミア・ワシコウスカ共演。
女性飛行家アメリア・イヤハートの半生。
ただ夢を追いたいアメリアが、意に反して自分がセレブとなっていくことの葛藤等も描かれる。
夫のジョージ・パットナムは伝記本出版のため彼女のプロデューサーだかマネージャーだかみたいな
存在になった男なので、余計に悩みが深かったのかもしれない。他にも山あり谷あり。
しかし最終的には、アメリアとジョージは飛行とビジネス、夫婦の関係のいずれにおいても良いコンビとなる。
ミア・ワシコウスカ演じるエリノア・スミスという女性飛行家は重要キャラなのかと思ってたら、
3、4シーンしか出て来なくて話にもほとんど絡んでなかった。ちょっと残念。
「夢を追いたいなら人に惑わされるな」とは良いメッセージ。
ヒラリー・スワンク、リチャード・ギア、ユアン・マクレガー、ミア・ワシコウスカ共演。
女性飛行家アメリア・イヤハートの半生。
ただ夢を追いたいアメリアが、意に反して自分がセレブとなっていくことの葛藤等も描かれる。
夫のジョージ・パットナムは伝記本出版のため彼女のプロデューサーだかマネージャーだかみたいな
存在になった男なので、余計に悩みが深かったのかもしれない。他にも山あり谷あり。
しかし最終的には、アメリアとジョージは飛行とビジネス、夫婦の関係のいずれにおいても良いコンビとなる。
ミア・ワシコウスカ演じるエリノア・スミスという女性飛行家は重要キャラなのかと思ってたら、
3、4シーンしか出て来なくて話にもほとんど絡んでなかった。ちょっと残念。
「夢を追いたいなら人に惑わされるな」とは良いメッセージ。
ヒトラーの贋札
ユダヤ人の技術者たちが、ドイツのザクセンハウゼン強制収容所で極秘裏に証書等の偽造をやらされる。
本作でハイライトされるのが英ポンド、米ドルといった外貨の贋造「ベルンハルト作戦」で、映画は実話に基づく。
ちょっと「戦場にかける橋」を思い出した。あれでの戦争捕虜と強制収容所の囚人とでは事情が違うけれども。
主人公は面白いキャラクターをしていると思った。なんというか立ち回りが上手い。
—————————————————————————
サン・ジャックへの道
8人+ガイド1人が2か月間の巡礼の旅に出るフランスのロードムービー。
テンポが良くユーモラスで、ところどころ可笑しくて堪らなかった。
ほとんどの道程が文字通り「見渡す限りの」綺麗な草原・丘・森。
しかしメンバーはそれぞれに問題やら悩みやらを持っており、
それに囚われて風景には目もくれていなかったり。
綺麗な映像で笑えてじーんとくる映画で、とても良かった。
ユダヤ人の技術者たちが、ドイツのザクセンハウゼン強制収容所で極秘裏に証書等の偽造をやらされる。
本作でハイライトされるのが英ポンド、米ドルといった外貨の贋造「ベルンハルト作戦」で、映画は実話に基づく。
ちょっと「戦場にかける橋」を思い出した。あれでの戦争捕虜と強制収容所の囚人とでは事情が違うけれども。
主人公は面白いキャラクターをしていると思った。なんというか立ち回りが上手い。
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サン・ジャックへの道
8人+ガイド1人が2か月間の巡礼の旅に出るフランスのロードムービー。
テンポが良くユーモラスで、ところどころ可笑しくて堪らなかった。
ほとんどの道程が文字通り「見渡す限りの」綺麗な草原・丘・森。
しかしメンバーはそれぞれに問題やら悩みやらを持っており、
それに囚われて風景には目もくれていなかったり。
綺麗な映像で笑えてじーんとくる映画で、とても良かった。
エリザベス:ゴールデン・エイジ
16世紀末期、スコットランド女王メアリー・スチュアートの復権を目的とする暗殺未遂事件から、
イギリスがスペインの無敵艦隊を破るあたりまでのエリザベス1世の話。
ケイト・ブランシェットがもう凄いハマってた。この人オーストラリア出身なのか。
98年の「エリザベス」の続編。
—————————————————————————
運動靴と赤い金魚
イラン映画。妹ザーラの靴を失くしてしまった9歳の少年アリ。
家賃も八百屋の代金も滞納中、母親は病気で、家に靴を買う余裕などない。
両親には内緒のまま、二人はアリの運動靴を交代で履いて学校に通うことを余儀なくされる。
無垢な子供の感情が上手いこと表現されてて、すごく良かった。
イラン映画なんて初めて観たけど、これはフランス映画っぽい感じ。
16世紀末期、スコットランド女王メアリー・スチュアートの復権を目的とする暗殺未遂事件から、
イギリスがスペインの無敵艦隊を破るあたりまでのエリザベス1世の話。
ケイト・ブランシェットがもう凄いハマってた。この人オーストラリア出身なのか。
98年の「エリザベス」の続編。
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運動靴と赤い金魚
イラン映画。妹ザーラの靴を失くしてしまった9歳の少年アリ。
家賃も八百屋の代金も滞納中、母親は病気で、家に靴を買う余裕などない。
両親には内緒のまま、二人はアリの運動靴を交代で履いて学校に通うことを余儀なくされる。
無垢な子供の感情が上手いこと表現されてて、すごく良かった。
イラン映画なんて初めて観たけど、これはフランス映画っぽい感じ。
理由
ショーン・コネリー、ローレンス・フィッシュバーン、エド・ハリス、ケイト・キャプショー、
子役時代のスカーレット・ヨハンソン共演のサスペンス。
黒人と冤罪、アメリカの偏狭な田舎とその町にのさばる横暴な権力者・・・どこかで見たようなモチーフ。
ああそういう感じの社会派ドラマか・・・と思って完全に油断していた。
ラスト30〜40分からのどんでん返しにまんまと驚かされてしまった。
—————————————————————————
グラン・ブルー 完全版 -デジタル・レストア・バージョン-
88年のリュック・ベッソン監督作。当時はフランスで社会現象になったとか。
親友でありライバルでもある2人のダイバーと、その1人に惚れた女の話。
主人公ジャックは、大好きな海とイルカに対する情熱に一途で、繊細で、人間関係(というか女)には不器用な男。
遺された(?)ジョアンナが可哀想。だがこれは惚れた男が悪かったとも言える。
ショーン・コネリー、ローレンス・フィッシュバーン、エド・ハリス、ケイト・キャプショー、
子役時代のスカーレット・ヨハンソン共演のサスペンス。
黒人と冤罪、アメリカの偏狭な田舎とその町にのさばる横暴な権力者・・・どこかで見たようなモチーフ。
ああそういう感じの社会派ドラマか・・・と思って完全に油断していた。
ラスト30〜40分からのどんでん返しにまんまと驚かされてしまった。
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グラン・ブルー 完全版 -デジタル・レストア・バージョン-
88年のリュック・ベッソン監督作。当時はフランスで社会現象になったとか。
親友でありライバルでもある2人のダイバーと、その1人に惚れた女の話。
主人公ジャックは、大好きな海とイルカに対する情熱に一途で、繊細で、人間関係(というか女)には不器用な男。
遺された(?)ジョアンナが可哀想。だがこれは惚れた男が悪かったとも言える。
ドラゴン・タトゥーの女
テンポが速く情報がどんどん増えていくので完璧にはついて行けなかった。
それでもあまり問題なかったけど粗筋と人物相関くらいは頭に入れてから観るべきだったかも。
ついて行けてなかったのもあって中盤ダレたけど「犯人」に辿り着いてからの緊迫感で目が覚めた。
結構過激で重い映画だった。
—————————————————————————
ヒミズ
最後の主人公の心変わりがあっけない印象。あとどんだけ通り魔と縁があるんだこの主人公は。
ヒロインの方のストーリーももっと描いてほしかった。彼女も相当な闇を抱えているしあの後が心配なんですけど・・・。
監督曰く「絶望大好き。ご都合主義な映画ばかり観ていると人生そんなもんだと思ってトロけてしまう。
それでは教育に悪い。だから自分の作品では辛い現実を突きつける。」だそうな。
いいことです。
でも本作は良くも悪くも「絶望的」を突き詰めた話ではなかった。
テンポが速く情報がどんどん増えていくので完璧にはついて行けなかった。
それでもあまり問題なかったけど粗筋と人物相関くらいは頭に入れてから観るべきだったかも。
ついて行けてなかったのもあって中盤ダレたけど「犯人」に辿り着いてからの緊迫感で目が覚めた。
結構過激で重い映画だった。
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ヒミズ
最後の主人公の心変わりがあっけない印象。あとどんだけ通り魔と縁があるんだこの主人公は。
ヒロインの方のストーリーももっと描いてほしかった。彼女も相当な闇を抱えているしあの後が心配なんですけど・・・。
監督曰く「絶望大好き。ご都合主義な映画ばかり観ていると人生そんなもんだと思ってトロけてしまう。
それでは教育に悪い。だから自分の作品では辛い現実を突きつける。」だそうな。
いいことです。
でも本作は良くも悪くも「絶望的」を突き詰めた話ではなかった。
ダーク・フェアリー
ギレルモ・デル・トロ製作・脚本(共同執筆)のホラー。
どうもイマイチだった。
両親が離婚して親子関係が壊れているなか、最初は気に食わなかった父親の新しい恋人が
実は子供の一番の理解者だった、という展開は面白かった。
—————————————————————————
ちづる
立教大学現代心理学部映像身体学科(要は映画の勉強をする所)の学生の卒業制作の映画。
えらく評判だしこの学科のことも少し知っているので観てみた。
自閉症と知的障害をもつ19-20歳の妹を中心に家族を撮ったドキュメンタリー。
妹に障害があることを除けばごく普通の家庭の様子を追った映画なんだけど、面白かった。—————————————————————————
サラの鍵
フランス、ヴィシー政権下のユダヤ人一斉検挙が題材。
1942年、突然の逮捕から免れさせるため、とっさに幼い弟を納戸に隠し鍵をかけた少女サラ。
必ず助けに来ると約束するも、弟以外の家族は全員強制収容所へ送られてしまう・・・。
現代、雑誌記者のジュリアは、このユダヤ人一斉検挙の記事を書く取材中、
義父から譲り受けたアパートが検挙後に接収されたサラの一家の居宅だったことを知る・・・。
良かったけど、リチャードのセリフで語られるだけの部分なんかも劇でやるべきだと思った。
上映時間が30分延びてもいいから。かなり重要なところだったのに。
「Ricky」の少女子役メリュジーヌ・マヤンスも見れて満足。
ギレルモ・デル・トロ製作・脚本(共同執筆)のホラー。
どうもイマイチだった。
両親が離婚して親子関係が壊れているなか、最初は気に食わなかった父親の新しい恋人が
実は子供の一番の理解者だった、という展開は面白かった。
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ちづる
立教大学現代心理学部映像身体学科(要は映画の勉強をする所)の学生の卒業制作の映画。
えらく評判だしこの学科のことも少し知っているので観てみた。
自閉症と知的障害をもつ19-20歳の妹を中心に家族を撮ったドキュメンタリー。
妹に障害があることを除けばごく普通の家庭の様子を追った映画なんだけど、面白かった。—————————————————————————
サラの鍵
フランス、ヴィシー政権下のユダヤ人一斉検挙が題材。
1942年、突然の逮捕から免れさせるため、とっさに幼い弟を納戸に隠し鍵をかけた少女サラ。
必ず助けに来ると約束するも、弟以外の家族は全員強制収容所へ送られてしまう・・・。
現代、雑誌記者のジュリアは、このユダヤ人一斉検挙の記事を書く取材中、
義父から譲り受けたアパートが検挙後に接収されたサラの一家の居宅だったことを知る・・・。
良かったけど、リチャードのセリフで語られるだけの部分なんかも劇でやるべきだと思った。
上映時間が30分延びてもいいから。かなり重要なところだったのに。
「Ricky」の少女子役メリュジーヌ・マヤンスも見れて満足。
ダンサー・イン・ザ・ダーク
うーん・・・主人公の思い込みの強さや過剰な秘密主義が招いた運命のように思えてノリ切れなかった。
少なくとも公判のときにもっとオープンになっていれば結末は違っていたかもしれないのに。
主演のビョークが歌も演技も良かった。「過去の自分は見た 未来の自分もわかる〜♪」って歌も好き。
うーん・・・主人公の思い込みの強さや過剰な秘密主義が招いた運命のように思えてノリ切れなかった。
少なくとも公判のときにもっとオープンになっていれば結末は違っていたかもしれないのに。
主演のビョークが歌も演技も良かった。「過去の自分は見た 未来の自分もわかる〜♪」って歌も好き。
喝采
グレース・ケリー目当てで観たけどやっぱり魅力的。
「裏窓」「ダイヤルM〜」「モガンボ」を今までに観てきたけど、今作の役柄はそれらのとは全然違ってて、
演技力が引き立ってると思う。回想シーンや終盤では綺麗どころとしてのグレースも楽しめる。
逃避し続け駄目になった個人、幸せでなくなった夫婦の関係、誤解によるいさかいといったテーマも面白かった。
面白かったが・・・結局、大衆向けの戯曲はどうしてもメロドラマ要素を入れなきゃならないのか?
途中のキスシーンが唐突に思えたし、この二人の関係のくだりは要らないだろ、とも思った。
—————————————————————————
アンチクライスト
ラース・フォン・トリアー監督のサイコスリラー。
陰鬱な雰囲気やら映像美やら超自然的な描写やら過激な表現やらでずぶずぶと沈み込まされていくようだった。
シャルロット・ゲンズブールが病んだ女性役にピッタリ。
「アンチクライスト」というタイトル、エデン、ラストシーン・・・深いところにテーマがありそうだが、よく分からん。
グレース・ケリー目当てで観たけどやっぱり魅力的。
「裏窓」「ダイヤルM〜」「モガンボ」を今までに観てきたけど、今作の役柄はそれらのとは全然違ってて、
演技力が引き立ってると思う。回想シーンや終盤では綺麗どころとしてのグレースも楽しめる。
逃避し続け駄目になった個人、幸せでなくなった夫婦の関係、誤解によるいさかいといったテーマも面白かった。
面白かったが・・・結局、大衆向けの戯曲はどうしてもメロドラマ要素を入れなきゃならないのか?
途中のキスシーンが唐突に思えたし、この二人の関係のくだりは要らないだろ、とも思った。
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アンチクライスト
ラース・フォン・トリアー監督のサイコスリラー。
陰鬱な雰囲気やら映像美やら超自然的な描写やら過激な表現やらでずぶずぶと沈み込まされていくようだった。
シャルロット・ゲンズブールが病んだ女性役にピッタリ。
「アンチクライスト」というタイトル、エデン、ラストシーン・・・深いところにテーマがありそうだが、よく分からん。
不良少女モニカ
イングマール・ベルイマン監督。
裕福な家庭で育ったが孤独感を抱える青年ハリーと、貧しく荒れた環境で生活する少女モニカ。
惹かれ合った二人は不満だらけの世の中に反抗し、夏のあいだボートで逃避する。
妊娠が分かり社会に復帰することにした二人を待っていたのは・・・。
「処女の泉」とか「第七の封印」とか「野いちご」とかいった名作扱いの作品が今観るのが難しいのは何故なんだ。
野いちごはBSシネマで観たけど。レンタルで出してくれ。
イングマール・ベルイマン監督。
裕福な家庭で育ったが孤独感を抱える青年ハリーと、貧しく荒れた環境で生活する少女モニカ。
惹かれ合った二人は不満だらけの世の中に反抗し、夏のあいだボートで逃避する。
妊娠が分かり社会に復帰することにした二人を待っていたのは・・・。
「処女の泉」とか「第七の封印」とか「野いちご」とかいった名作扱いの作品が今観るのが難しいのは何故なんだ。
野いちごはBSシネマで観たけど。レンタルで出してくれ。
ダーク・シティ
零時になると世界の様相と人々の記憶が改変される、常に夜の街。
宇宙からの"異邦人(ストレンジャー)"が作り出したその実験場で、
一人の男が彼らの持つのと同じ物質を変える力"チューン"に目覚める。
マトリックスの元ネタと言われるアレックス・プロヤス監督のSF。
確かにそっくりなモチーフがちらほら。画面の雰囲気も似ている。
最近まで存在を知らなかったけど、面白かった。
バーで歌うジェニファー・コネリーが艶やか。キーファー・サザーランド・・・ジャック・バウアーの面影全く無し!
—————————————————————————
サンシャイン・クリーニング
「魔法にかけられて」のジゼル姫役エイミー・アダムス、「プラダを着た悪魔」のエミリー役エミリー・ブラント主演、
「リトル・ミス・サンシャイン」のスタッフによるヒューマンコメディ。
過去の栄光を忘れられない落ちぶれ女とちゃらんぽらんな妹が特殊清掃の仕事を始める。
リトル・ミス〜同様、負け組人生の機微を的確に掴んでた。
面白かったけど、共感してしまったのは悲しいことなのかもしれない・・・。
零時になると世界の様相と人々の記憶が改変される、常に夜の街。
宇宙からの"異邦人(ストレンジャー)"が作り出したその実験場で、
一人の男が彼らの持つのと同じ物質を変える力"チューン"に目覚める。
マトリックスの元ネタと言われるアレックス・プロヤス監督のSF。
確かにそっくりなモチーフがちらほら。画面の雰囲気も似ている。
最近まで存在を知らなかったけど、面白かった。
バーで歌うジェニファー・コネリーが艶やか。キーファー・サザーランド・・・ジャック・バウアーの面影全く無し!
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サンシャイン・クリーニング
「魔法にかけられて」のジゼル姫役エイミー・アダムス、「プラダを着た悪魔」のエミリー役エミリー・ブラント主演、
「リトル・ミス・サンシャイン」のスタッフによるヒューマンコメディ。
過去の栄光を忘れられない落ちぶれ女とちゃらんぽらんな妹が特殊清掃の仕事を始める。
リトル・ミス〜同様、負け組人生の機微を的確に掴んでた。
面白かったけど、共感してしまったのは悲しいことなのかもしれない・・・。
ペーパー・ムーン
知り合いのよしみで身寄りのなくなった少女を叔母のもとへと送り届けることになった詐欺師の男と少女が
1935年のアメリカ中西部を「商売」しながら旅するロードムービー。
実の親子ライアン・オニールとテイタム・オニール共演。テイタムは最年少でアカデミー助演女優賞受賞。
全編が全焦点撮影されているのが気になったところ。
頭の回転が早く決然とした物腰の少女アディと、彼女に翻弄されっぱなしの軽薄な壮年男性モーゼのコンビ。
不況下とはいえ今の稼業からは足を洗って、頑張って真っ当な生活を送って欲しいもんだと思った。
—————————————————————————
小さな悪の華
遊び代わりの背徳的な行為に興じる少女アンヌとロール。
盗み、男を誘惑、放火、サタン信仰を誓う儀式など、
二人がそういった罪深き所業を重ねる姿がほぼ全編に渡って描かれる。
見方によっては、アンヌとロールって「シベールの日曜日」の二人のような関係に近いのかも?
お互いに唯一本音で世界を共有できる相手ということで、
このヒロインたちの精神的結び付きはとても強かったのだった。
知り合いのよしみで身寄りのなくなった少女を叔母のもとへと送り届けることになった詐欺師の男と少女が
1935年のアメリカ中西部を「商売」しながら旅するロードムービー。
実の親子ライアン・オニールとテイタム・オニール共演。テイタムは最年少でアカデミー助演女優賞受賞。
全編が全焦点撮影されているのが気になったところ。
頭の回転が早く決然とした物腰の少女アディと、彼女に翻弄されっぱなしの軽薄な壮年男性モーゼのコンビ。
不況下とはいえ今の稼業からは足を洗って、頑張って真っ当な生活を送って欲しいもんだと思った。
—————————————————————————
小さな悪の華
遊び代わりの背徳的な行為に興じる少女アンヌとロール。
盗み、男を誘惑、放火、サタン信仰を誓う儀式など、
二人がそういった罪深き所業を重ねる姿がほぼ全編に渡って描かれる。
見方によっては、アンヌとロールって「シベールの日曜日」の二人のような関係に近いのかも?
お互いに唯一本音で世界を共有できる相手ということで、
このヒロインたちの精神的結び付きはとても強かったのだった。
家庭
アントワーヌ・ドワネルシリーズ四作目。
ついに結婚・出産を果たすものの彼は相変わらず。
「彼女の家族に恋をした」とアントワーヌが言う通り、クリスチーヌとその両親は理想的な結婚相手だったのに。
馬鹿なやつよ。クリスチーヌの寛大さが救い。
—————————————————————————
メランコリア
melancholia=憂鬱、鬱病
優雅な音楽と超スローモーションの象徴的な映像のオープニングが最高だった。これだけで観る価値あった。
本編は第一章が凄く良い。主人公ジャスティンの結婚披露宴当日にシチュエーションが限定してあるのだけど、
これは上手い設定だと思った。周辺の人間関係を全て集結させられるし、
情緒不安定な彼女の辛さや異常な行動なんかがとても引き立つしで。
一番最初のリムジンが立ち往生するシーンも分かりやすい暗示で良い。
監督曰く「一種のハッピーエンド」らしいがそれはおもにジャスティンから見た場合の話。
正直自分もそっち側で、終盤のもう一人の主人公クレアには共感できない。
アントワーヌ・ドワネルシリーズ四作目。
ついに結婚・出産を果たすものの彼は相変わらず。
「彼女の家族に恋をした」とアントワーヌが言う通り、クリスチーヌとその両親は理想的な結婚相手だったのに。
馬鹿なやつよ。クリスチーヌの寛大さが救い。
—————————————————————————
メランコリア
melancholia=憂鬱、鬱病
優雅な音楽と超スローモーションの象徴的な映像のオープニングが最高だった。これだけで観る価値あった。
本編は第一章が凄く良い。主人公ジャスティンの結婚披露宴当日にシチュエーションが限定してあるのだけど、
これは上手い設定だと思った。周辺の人間関係を全て集結させられるし、
情緒不安定な彼女の辛さや異常な行動なんかがとても引き立つしで。
一番最初のリムジンが立ち往生するシーンも分かりやすい暗示で良い。
監督曰く「一種のハッピーエンド」らしいがそれはおもにジャスティンから見た場合の話。
正直自分もそっち側で、終盤のもう一人の主人公クレアには共感できない。
アパートの鍵貸します
自分のアパートをラブホ代わりに他人に貸すなんてありえねえ。
シャーリー・マクレーン演じるヒロインは何で妻子持ちのあんな女泣かせのおっさんに惚れるのか。
行き遅れなら重役の亭主をモノにしたいって気持ちも分かるが、若い上に玉の輿を狙ってるわけでもないという。
恋愛感情って分からない。
主人公の軽妙ないい人っぷりが良かった。
—————————————————————————
パピヨン
南米、仏領ギアナの島へ流刑となった男の伝記小説の映画化。
懲役8年以上の者は植民地開拓者として出所後もフランス本土に戻れずその地に留まらないといけない。
死んだ方がましってくらい過酷な囚人生活。自分にはきっと耐えきれない。
濡れ衣を着せられた主人公が夢の中で「人生を無駄にした罪」を犯した、と言い渡されて認めるシーンが印象的。
牢獄に入っていては償えない。
自分のアパートをラブホ代わりに他人に貸すなんてありえねえ。
シャーリー・マクレーン演じるヒロインは何で妻子持ちのあんな女泣かせのおっさんに惚れるのか。
行き遅れなら重役の亭主をモノにしたいって気持ちも分かるが、若い上に玉の輿を狙ってるわけでもないという。
恋愛感情って分からない。
主人公の軽妙ないい人っぷりが良かった。
—————————————————————————
パピヨン
南米、仏領ギアナの島へ流刑となった男の伝記小説の映画化。
懲役8年以上の者は植民地開拓者として出所後もフランス本土に戻れずその地に留まらないといけない。
死んだ方がましってくらい過酷な囚人生活。自分にはきっと耐えきれない。
濡れ衣を着せられた主人公が夢の中で「人生を無駄にした罪」を犯した、と言い渡されて認めるシーンが印象的。
牢獄に入っていては償えない。
20世紀の巨人 映像とイメージ
厳密には映画じゃないけれど。
エジソン、リュミエール兄弟からスピルバーグ、IMAXまでの映画・映像の歴史をダイジェストで解説する、
97年制作のドキュメンタリービデオ。
映画通だったら分かりきった内容だと思われる。
自分は素人なので色々勉強になりました。
—————————————————————————
ブラッド・ダイヤモンド
99年のアフリカ、シエラ・レオネ共和国。この国はダイヤモンドで武器を買い、紛争に使っている。
密輸された「紛争地ダイヤ」はクリーンな一般のダイヤと混ぜられ、最終的にそれを買うのは末端の消費者。
03年に40ヶ国が紛争地ダイヤの輸入を止める制度を作るが、流通は今も続いているという。
革命独立戦線(RUF)が拉致した少年たちを洗脳して兵士へと作り変える様が描かれている。
主人公の一人ソロモンの息子ディアも少年兵にされ、取り戻しに来た父親に刷り込まれた憎悪をぶつける。
ダイヤがどうこうよりショッキングな展開だった。子供になんてことしやがる。
厳密には映画じゃないけれど。
エジソン、リュミエール兄弟からスピルバーグ、IMAXまでの映画・映像の歴史をダイジェストで解説する、
97年制作のドキュメンタリービデオ。
映画通だったら分かりきった内容だと思われる。
自分は素人なので色々勉強になりました。
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ブラッド・ダイヤモンド
99年のアフリカ、シエラ・レオネ共和国。この国はダイヤモンドで武器を買い、紛争に使っている。
密輸された「紛争地ダイヤ」はクリーンな一般のダイヤと混ぜられ、最終的にそれを買うのは末端の消費者。
03年に40ヶ国が紛争地ダイヤの輸入を止める制度を作るが、流通は今も続いているという。
革命独立戦線(RUF)が拉致した少年たちを洗脳して兵士へと作り変える様が描かれている。
主人公の一人ソロモンの息子ディアも少年兵にされ、取り戻しに来た父親に刷り込まれた憎悪をぶつける。
ダイヤがどうこうよりショッキングな展開だった。子供になんてことしやがる。
尼僧物語
30年代ベルギー、アフリカのコンゴで熱病の医療に当たる野心を抱いて修道院に入った主人公が、
自我と信仰の間で葛藤に苦しむ。離脱・服従の出来ない自分は尼僧として不適格なのではないか?
客観的に見ると主人公の問題はごく単純なので、深刻に悩み続ける姿がもどかしかったり微笑ましかったり。
しかし、人の心はそう簡単に吹っ切れるものじゃないよなあと、共感もせざるを得ない。
尼僧の戒律とか儀式とかも色々描かれていたりして、面白かった。
ラストはどう捉えたらいいのか。やはり不信心者からすると、負い目を感じる必要は無いと思うのだけど。
コンゴで出てきたハンセン病村というのは「パピヨン」にも出てきたなあ。時期も同じ。
Wikipediaの情報によると特効薬の登場は劇中より少し後だったぽい。
マラリアの特効薬キニーネって、アフリカが舞台の映画ではよく出てくるなあ。副作用の話とセットで。
主人公が故郷ベルギーにいるときに戦争が始まる。狼少女ミーシャ!
30年代ベルギー、アフリカのコンゴで熱病の医療に当たる野心を抱いて修道院に入った主人公が、
自我と信仰の間で葛藤に苦しむ。離脱・服従の出来ない自分は尼僧として不適格なのではないか?
客観的に見ると主人公の問題はごく単純なので、深刻に悩み続ける姿がもどかしかったり微笑ましかったり。
しかし、人の心はそう簡単に吹っ切れるものじゃないよなあと、共感もせざるを得ない。
尼僧の戒律とか儀式とかも色々描かれていたりして、面白かった。
ラストはどう捉えたらいいのか。やはり不信心者からすると、負い目を感じる必要は無いと思うのだけど。
コンゴで出てきたハンセン病村というのは「パピヨン」にも出てきたなあ。時期も同じ。
Wikipediaの情報によると特効薬の登場は劇中より少し後だったぽい。
マラリアの特効薬キニーネって、アフリカが舞台の映画ではよく出てくるなあ。副作用の話とセットで。
主人公が故郷ベルギーにいるときに戦争が始まる。狼少女ミーシャ!
ヴァン・ゴッホ
アラン・レネ監督、1948年フランスの短編ドキュメンタリー。
オランダの田舎からパリ、そしてプロヴァンスへと渡ったゴッホの生涯。
短いがその分ゴッホの変遷が端的に説明されていて分かりやすかった。
—————————————————————————
スチレンの詩
同じく1958年、こちらはプラスチック製品の製造過程を遡っていく短編ドキュメンタリー。
解説は入るんだけどあくまで芸術作品という印象で映像の撮り方もタイトル通りなんだか詩的。
ナレーションの締めの部分もなんというかこう想像力とか新たな好奇心をくすぐる感じ。
—————————————————————————
雨
オランダのヨリス・イヴェンス監督、1929年のサイレント短編映画。
数秒のごく短いカットの繫ぎ合わせで雨のアムステルダムを映し出す。
踊る川面、風圧で斜めに車窓を伝う雨粒、濡れてキラキラ光る舗装路、縁に垂れ下がった水滴といった、
微視的に雨の光景を捉えたショットが良い。
雨の日には窓の外を眺めつつ物思いに耽りがちなんて人は好きかも。
—————————————————————————
MAY —メイ—
主人公役の女優さんが最高!綺麗で可愛くて細くてたまらん!
役は危ないメンヘラだけど。序盤はイケてない女の子の初恋ストーリーって趣だったのに、だんだんホラーへ。
なかなか笑えるところもあるし結構面白かった。
子供時代の子役も可愛かった。
—————————————————————————
ストレンジャー・ザン・パラダイス
青春ロードムービー?ハンガリー出身ニューヨーク在住のウィリーの家にオハイオ州クリーヴランドから
いとこのエヴァがやってくる。最初は鬱陶しがっていたウィリーだったが、段々とエヴァに惹かれていき。
居心地の悪さみたいなものがひしひしと伝わってくる映画だった。
ワンシーン=ワンカットで場面転換の際にいちいちブラックアウトするのが特徴。
アラン・レネ監督、1948年フランスの短編ドキュメンタリー。
オランダの田舎からパリ、そしてプロヴァンスへと渡ったゴッホの生涯。
短いがその分ゴッホの変遷が端的に説明されていて分かりやすかった。
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スチレンの詩
同じく1958年、こちらはプラスチック製品の製造過程を遡っていく短編ドキュメンタリー。
解説は入るんだけどあくまで芸術作品という印象で映像の撮り方もタイトル通りなんだか詩的。
ナレーションの締めの部分もなんというかこう想像力とか新たな好奇心をくすぐる感じ。
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雨
オランダのヨリス・イヴェンス監督、1929年のサイレント短編映画。
数秒のごく短いカットの繫ぎ合わせで雨のアムステルダムを映し出す。
踊る川面、風圧で斜めに車窓を伝う雨粒、濡れてキラキラ光る舗装路、縁に垂れ下がった水滴といった、
微視的に雨の光景を捉えたショットが良い。
雨の日には窓の外を眺めつつ物思いに耽りがちなんて人は好きかも。
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MAY —メイ—
主人公役の女優さんが最高!綺麗で可愛くて細くてたまらん!
役は危ないメンヘラだけど。序盤はイケてない女の子の初恋ストーリーって趣だったのに、だんだんホラーへ。
なかなか笑えるところもあるし結構面白かった。
子供時代の子役も可愛かった。
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ストレンジャー・ザン・パラダイス
青春ロードムービー?ハンガリー出身ニューヨーク在住のウィリーの家にオハイオ州クリーヴランドから
いとこのエヴァがやってくる。最初は鬱陶しがっていたウィリーだったが、段々とエヴァに惹かれていき。
居心地の悪さみたいなものがひしひしと伝わってくる映画だった。
ワンシーン=ワンカットで場面転換の際にいちいちブラックアウトするのが特徴。
灼熱の魂
すごく面白かった。
辿れば辿るほど壮絶な親子の運命、そして最も苛酷な最後の真実、しかしそれ故に救いがある。
なんてこった。
—————————————————————————
華氏451
例えば人間みんなから心が取り去られてロボットみたいになったとして、
それで種々の争いごとやら悲しみやら悩みやらがなくなるならそれは良い事じゃないかな。と思う。
こういう物語に触れるたびこんな天邪鬼なことを考えてしまう。
すごく面白かった。
辿れば辿るほど壮絶な親子の運命、そして最も苛酷な最後の真実、しかしそれ故に救いがある。
なんてこった。
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華氏451
例えば人間みんなから心が取り去られてロボットみたいになったとして、
それで種々の争いごとやら悲しみやら悩みやらがなくなるならそれは良い事じゃないかな。と思う。
こういう物語に触れるたびこんな天邪鬼なことを考えてしまう。
パーマネント・バケーション
ジム・ジャームッシュ監督の卒業制作でありデビュー作。
孤独な若者がニューヨークの路地裏を彷徨うライ麦畑的なストーリー。
「地獄とは愛することのできない苦しみである」というくだりをサリンジャーが引用しているのを冒頭で思い出した。
『ストレンジャー・ザン・パラダイス』はコメディだったとは分からなかった。
そう言われると終わり方にも納得がいく。すごい真面目に観てしまってた。
—————————————————————————
太陽に灼かれて
面白かった。
ミーチャ自身、スターリンの犠牲者とも言えると思うのだけど、肖像に敬礼したときの彼の心境や如何に。
ナージャがめちゃくちゃ可愛かった。
—————————————————————————
ベティの小さな秘密
日本盤のジャケットは変にファンシー過ぎる気がする。
少女ベティの世界は、一般的な感覚からすると敬遠したくなるもので溢れている。
ギレルモ・デル・トロ監督の哲学に近いものを感じた。
つまり、醜いもの、イヤなものに対する寛容、というテーマ。
ジム・ジャームッシュ監督の卒業制作でありデビュー作。
孤独な若者がニューヨークの路地裏を彷徨うライ麦畑的なストーリー。
「地獄とは愛することのできない苦しみである」というくだりをサリンジャーが引用しているのを冒頭で思い出した。
『ストレンジャー・ザン・パラダイス』はコメディだったとは分からなかった。
そう言われると終わり方にも納得がいく。すごい真面目に観てしまってた。
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太陽に灼かれて
面白かった。
ミーチャ自身、スターリンの犠牲者とも言えると思うのだけど、肖像に敬礼したときの彼の心境や如何に。
ナージャがめちゃくちゃ可愛かった。
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ベティの小さな秘密
日本盤のジャケットは変にファンシー過ぎる気がする。
少女ベティの世界は、一般的な感覚からすると敬遠したくなるもので溢れている。
ギレルモ・デル・トロ監督の哲学に近いものを感じた。
つまり、醜いもの、イヤなものに対する寛容、というテーマ。
袋小路
ロマン・ポランスキー監督。人生的にも地理的にも袋小路にはまり込んだ登場人物たちの非喜劇。主に喜劇タッチ。
タイトルバックの字幕のアニメーションが良かった。
—————————————————————————
落としもの
原題"The Lost Thing"
アカデミー短編アニメ映画賞受賞、イギリス・オーストラリア合作のハイクオリティな3DCGアニメ。
絵本の絵みたいな質感で、描き込みがなかなか凄い。
奇妙だが可愛いThe Lost Thingたち。ストーリーは寓意的で余韻が残る。
ガラクタ省の掃除夫の身の上が気になる。
—————————————————————————
私のように美しい娘
女性犯罪者についての論文を書くため刑務所にインタビューをしにきた社会学者プレビンに、
女囚カミーユが自分の半生を語る、ラブコメディー。
いやー面白かった。奔放なヒロインのキャラクターと女優の演技が最高。
—————————————————————————
ロゴラマ
アカデミー短編アニメ映画賞受賞のフランス産アニメ。
もうサイコー。登場人物たちは有名企業等の「ロゴ」で、舞台は様々なロゴで溢れているロサンゼルス。
ハイライトは、警官のミシュランマンがビッグボーイを人質にとったピエロ姿の凶悪犯ドナルドを追跡する場面で、
ハリウッドの実写アクション映画みたいな迫力。
知ってるロゴが絶妙な使われ方で出てくるたび笑えるし脚本もノリが良くてかなり楽しかった。一見の価値あり。
ロマン・ポランスキー監督。人生的にも地理的にも袋小路にはまり込んだ登場人物たちの非喜劇。主に喜劇タッチ。
タイトルバックの字幕のアニメーションが良かった。
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落としもの
原題"The Lost Thing"
アカデミー短編アニメ映画賞受賞、イギリス・オーストラリア合作のハイクオリティな3DCGアニメ。
絵本の絵みたいな質感で、描き込みがなかなか凄い。
奇妙だが可愛いThe Lost Thingたち。ストーリーは寓意的で余韻が残る。
ガラクタ省の掃除夫の身の上が気になる。
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私のように美しい娘
女性犯罪者についての論文を書くため刑務所にインタビューをしにきた社会学者プレビンに、
女囚カミーユが自分の半生を語る、ラブコメディー。
いやー面白かった。奔放なヒロインのキャラクターと女優の演技が最高。
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ロゴラマ
アカデミー短編アニメ映画賞受賞のフランス産アニメ。
もうサイコー。登場人物たちは有名企業等の「ロゴ」で、舞台は様々なロゴで溢れているロサンゼルス。
ハイライトは、警官のミシュランマンがビッグボーイを人質にとったピエロ姿の凶悪犯ドナルドを追跡する場面で、
ハリウッドの実写アクション映画みたいな迫力。
知ってるロゴが絶妙な使われ方で出てくるたび笑えるし脚本もノリが良くてかなり楽しかった。一見の価値あり。
デンマークの詩人
ノルウェー、カナダ合作の短編アニメ。
素朴で爽やか。そして溢れるユーモア。こういう雰囲気好き。
—————————————————————————
老人と海
当時テレビとかで結構話題にしていたロシア、日本、カナダ合作の短編アニメ。
油彩画アニメ。すごい。
—————————————————————————
ハーヴィ・クランペット
オーストラリア産のクレイアニメ。
先天的な知的障害をもつ男の一生。
コミカルな雰囲気なものの、かなりタフなストーリーかつ、
様々なテーマが盛り込まれていて見応え抜群。
—————————————————————————
ヤング≒アダルト
面白かった!
ジェイソン・ライトマン監督曰く、「変わらない人間を描くのが好き」だそう。
先日、NHKでスピルバーグ監督のインタビューを放映していたが、
この人は常に登場人物の"change"を描いてると話していた。
そういう点ではこの映画はスピルバーグ作品と対極にあると言えるのかも。
最後に主人公は成長したのか、成長してないのか。これから変われるのか?
青春時代の光と影を引きずる人たちの色々な機微が描かれていて共感してしまった。
—————————————————————————
ヒューゴの不思議な発明 3D
世界はまるで機械のよう。人は一人一人がその部品で、余分は無い。
誰もが必ず役目を持っている。その通り・・・だったらいいのにね!
クロエ・グレース・モレッツは『(500)日のサマー』のときみたいな役はハマってたけど
これや『モールス』では何となく違和感を覚える。先入観かな。
ノルウェー、カナダ合作の短編アニメ。
素朴で爽やか。そして溢れるユーモア。こういう雰囲気好き。
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老人と海
当時テレビとかで結構話題にしていたロシア、日本、カナダ合作の短編アニメ。
油彩画アニメ。すごい。
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ハーヴィ・クランペット
オーストラリア産のクレイアニメ。
先天的な知的障害をもつ男の一生。
コミカルな雰囲気なものの、かなりタフなストーリーかつ、
様々なテーマが盛り込まれていて見応え抜群。
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ヤング≒アダルト
面白かった!
ジェイソン・ライトマン監督曰く、「変わらない人間を描くのが好き」だそう。
先日、NHKでスピルバーグ監督のインタビューを放映していたが、
この人は常に登場人物の"change"を描いてると話していた。
そういう点ではこの映画はスピルバーグ作品と対極にあると言えるのかも。
最後に主人公は成長したのか、成長してないのか。これから変われるのか?
青春時代の光と影を引きずる人たちの色々な機微が描かれていて共感してしまった。
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ヒューゴの不思議な発明 3D
世界はまるで機械のよう。人は一人一人がその部品で、余分は無い。
誰もが必ず役目を持っている。その通り・・・だったらいいのにね!
クロエ・グレース・モレッツは『(500)日のサマー』のときみたいな役はハマってたけど
これや『モールス』では何となく違和感を覚える。先入観かな。
砂の城
カナダの短編コマ撮りアニメ。
砂の中から生まれた独特な姿かたちのキャラクターたちが楽しく動き回る。
今日は風化して砂に戻っても、また明日。
—————————————————————————
プチ・ニコラ
子供たちが主役のコメディ。
楽しくて笑える明るい映画。
お茶会の場面でのニコラがすごくうらy
—————————————————————————
路傍の灯
製作年不詳のローカル邦画。1951年に合併・解散された東洋映画社というところの作品らしい。
オープニングで教育関係の団体が推薦・後援していることを示すテロップが出るのだが、
まさしくいかにも小学校の道徳の教科書に載っていそうな内容。しかしとてつもなく優しくて美しい話だった。
—————————————————————————
僕たちはギャングじゃない
1962年の邦画。少年グループ「アパッチ」の子供たちは、年少の子たち相手にジュースを売る商売をしたり、
大人たちに内緒で一日がかりのハイキングへ出かけたりして問題児扱いされてしまう。
地域の大人たちは会合を開き、エネルギー溢れる少年たちのために子供会を組織することを決める。
こちらも教育的側面が強い。子供会の在り方のモデルを示しているような感じ。
のだけど、娯楽としても楽しめる上手い映画。
—————————————————————————
リトル・プリンセス 小公女
セーラ役の子役が可愛かった。
『ムーミン』の作者トーベ・ヤンソンは、「自分が空想するのは現実逃避ではない。
何故なら最後には必ず現実に戻って来るから。これは現実からの遠足である」と話していた。
セーラも空想好きだが彼女も決して現実から逃げているわけではない。
絶望のどん底に突き落とされても卑屈にはならずにいたいものだなと思った。
カナダの短編コマ撮りアニメ。
砂の中から生まれた独特な姿かたちのキャラクターたちが楽しく動き回る。
今日は風化して砂に戻っても、また明日。
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プチ・ニコラ
子供たちが主役のコメディ。
楽しくて笑える明るい映画。
お茶会の場面でのニコラがすごくうらy
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路傍の灯
製作年不詳のローカル邦画。1951年に合併・解散された東洋映画社というところの作品らしい。
オープニングで教育関係の団体が推薦・後援していることを示すテロップが出るのだが、
まさしくいかにも小学校の道徳の教科書に載っていそうな内容。しかしとてつもなく優しくて美しい話だった。
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僕たちはギャングじゃない
1962年の邦画。少年グループ「アパッチ」の子供たちは、年少の子たち相手にジュースを売る商売をしたり、
大人たちに内緒で一日がかりのハイキングへ出かけたりして問題児扱いされてしまう。
地域の大人たちは会合を開き、エネルギー溢れる少年たちのために子供会を組織することを決める。
こちらも教育的側面が強い。子供会の在り方のモデルを示しているような感じ。
のだけど、娯楽としても楽しめる上手い映画。
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リトル・プリンセス 小公女
セーラ役の子役が可愛かった。
『ムーミン』の作者トーベ・ヤンソンは、「自分が空想するのは現実逃避ではない。
何故なら最後には必ず現実に戻って来るから。これは現実からの遠足である」と話していた。
セーラも空想好きだが彼女も決して現実から逃げているわけではない。
絶望のどん底に突き落とされても卑屈にはならずにいたいものだなと思った。
ヒロシマの証人
終戦から23年の広島が舞台の、怒りに満ちた告発映画。
最後に「この映画には終わりがない」という行から始まるテロップが出る。
未だに終わっていない・・・だったらまだ良いけど。本当に「終わりがない」のではあるまいか。
—————————————————————————
冬の小鳥
溺愛する父親から説明も無いままミッション系の児童養護施設に入れられ、
現実を受け入れられない少女が「再生」するまでを描いたセンチメンタルな韓国映画。
素晴らしく良かった。
最後の墓や、濯がれる窓越しのカットが象徴的。
—————————————————————————
天才マックスの世界
ドライなユーモア溢れる青春もの。
面白かった。
終戦から23年の広島が舞台の、怒りに満ちた告発映画。
最後に「この映画には終わりがない」という行から始まるテロップが出る。
未だに終わっていない・・・だったらまだ良いけど。本当に「終わりがない」のではあるまいか。
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冬の小鳥
溺愛する父親から説明も無いままミッション系の児童養護施設に入れられ、
現実を受け入れられない少女が「再生」するまでを描いたセンチメンタルな韓国映画。
素晴らしく良かった。
最後の墓や、濯がれる窓越しのカットが象徴的。
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天才マックスの世界
ドライなユーモア溢れる青春もの。
面白かった。
暗殺の森
前に座ってた男の頭が画面にかかってたのと近くの誰かの口臭のせいで全然集中できなかった。
—————————————————————————
女中ッ子
秋田から東京のある家庭へ女中として働きに来た初と、問題児扱いされるそこの次男勝巳との交流。
面白かった。体裁ばかり気にして取り繕う奥様にフラストレーションが溜まった。どうしようもない。
—————————————————————————
白い家の少女
ジョディ・フォスター主演。強かな少女役が合ってる。
主人公の謎にまつわるサスペンスよりも変質者フランクの存在の方にハラハラした。
切ない。
前に座ってた男の頭が画面にかかってたのと近くの誰かの口臭のせいで全然集中できなかった。
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女中ッ子
秋田から東京のある家庭へ女中として働きに来た初と、問題児扱いされるそこの次男勝巳との交流。
面白かった。体裁ばかり気にして取り繕う奥様にフラストレーションが溜まった。どうしようもない。
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白い家の少女
ジョディ・フォスター主演。強かな少女役が合ってる。
主人公の謎にまつわるサスペンスよりも変質者フランクの存在の方にハラハラした。
切ない。
野性の少年
フォランソワ・トリュフォー監督。18世紀末、フランスの森で発見された「アヴェロンの野性児」の実話が基。
野性児ヴィクトールに教育を施そうと試みるイタール博士はトリュフォー自身が演じている。
博士の、ヴィクトールに対する愛情と研究欲の混じり合った心情や
自分のしていることが果たして正しいのかといった葛藤、
知能だけでなく情緒面も変化していくヴィクトールの姿に見入ってしまった。
彼がくしゃみを全くしないというのは何でなんだ。感覚の発達が好ましくないと反射まで鈍くなるのかな。
映画のその後も教育は続けられるが、5年するとその効果は無くなってしまったとか。
発達における素質の限界を示す例として発達心理学の講義で引き合いに出されていた。
—————————————————————————
聖トリニアンズ女学院
英国一の悪名高さを誇る聖トリニアンズのanarchyな女の子たちが活躍する、イギリスのガールズ学園コメディ。
女の子の集団のあの無敵感。たまらない。無数の少女がナシャナル・ギャラリーになだれ込む場面の壮観さ!
どっかで見たことあると思ったのが『ミスター・ノーバディ』のメインヒロイン・アンナ役のジュノー・テンプルだった。
ミーシャ・バートンもちょっとだけ出演。
—————————————————————————
セント・オブ・ウーマン 夢の香り
人生、捨てたもんじゃねーな!!
これは良い映画だった!!
フォランソワ・トリュフォー監督。18世紀末、フランスの森で発見された「アヴェロンの野性児」の実話が基。
野性児ヴィクトールに教育を施そうと試みるイタール博士はトリュフォー自身が演じている。
博士の、ヴィクトールに対する愛情と研究欲の混じり合った心情や
自分のしていることが果たして正しいのかといった葛藤、
知能だけでなく情緒面も変化していくヴィクトールの姿に見入ってしまった。
彼がくしゃみを全くしないというのは何でなんだ。感覚の発達が好ましくないと反射まで鈍くなるのかな。
映画のその後も教育は続けられるが、5年するとその効果は無くなってしまったとか。
発達における素質の限界を示す例として発達心理学の講義で引き合いに出されていた。
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聖トリニアンズ女学院
英国一の悪名高さを誇る聖トリニアンズのanarchyな女の子たちが活躍する、イギリスのガールズ学園コメディ。
女の子の集団のあの無敵感。たまらない。無数の少女がナシャナル・ギャラリーになだれ込む場面の壮観さ!
どっかで見たことあると思ったのが『ミスター・ノーバディ』のメインヒロイン・アンナ役のジュノー・テンプルだった。
ミーシャ・バートンもちょっとだけ出演。
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セント・オブ・ウーマン 夢の香り
人生、捨てたもんじゃねーな!!
これは良い映画だった!!
なんかキモイ・・・
ムカデ人間
感想:途方に暮れている…
感想:途方に暮れている…
ニューヨーク1997
L.A.より派手でない印象だけど荒廃した街のビジュアルなんかが良い。
DVD特典にジェームズ・キャメロンに関するトリビアが・・・JIM CAMERONとクレジットされてるのがそうかな。
この映画で知り合った脚本家ニック・キャッスルに当時無名のリンダ・ハミルトンを紹介してもらったとな。ほう。
「要塞警察」がレンタル屋に無い。
—————————————————————————
ラモーナのおきて
9歳の少女ラモーナが巻き起こすドタバタコメディ。
主人公役のジョーイ・キングが元気で可愛い。
こういう空想癖があってエキセントリックな子供の話って見てて楽しい。
トラブルばかり起こす社会不適合者予備軍なわけだけど。
ラモーナもそのことで大いに悩む。
ジョーイ・キング、「世界侵略」のあの子か・・・「ダークナイト」続編にも出演してるらしい。
「オズの魔法使い」映画化の役名「チャイナ・ガール」って何だ?と思ったら陶器の国の人形だ。
原作では取って付けたようなエピソードだったなあ。作者の前置きに反して思い切り訓話的な気がするし。
投稿ミスっちゃった・・
L.A.より派手でない印象だけど荒廃した街のビジュアルなんかが良い。
DVD特典にジェームズ・キャメロンに関するトリビアが・・・JIM CAMERONとクレジットされてるのがそうかな。
この映画で知り合った脚本家ニック・キャッスルに当時無名のリンダ・ハミルトンを紹介してもらったとな。ほう。
「要塞警察」がレンタル屋に無い。
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ラモーナのおきて
9歳の少女ラモーナが巻き起こすドタバタコメディ。
主人公役のジョーイ・キングが元気で可愛い。
こういう空想癖があってエキセントリックな子供の話って見てて楽しい。
トラブルばかり起こす社会不適合者予備軍なわけだけど。
ラモーナもそのことで大いに悩む。
ジョーイ・キング、「世界侵略」のあの子か・・・「ダークナイト」続編にも出演してるらしい。
「オズの魔法使い」映画化の役名「チャイナ・ガール」って何だ?と思ったら陶器の国の人形だ。
原作では取って付けたようなエピソードだったなあ。作者の前置きに反して思い切り訓話的な気がするし。
投稿ミスっちゃった・・
削除(by投稿者)
ダーク・シティ
零時になると世界の様相と人々の記憶が改変される、常に夜の街。
宇宙からの"異邦人(ストレンジャー)"が作り出したその実験場で、
一人の男が彼らの持つのと同じ物質を変える力"チューン"に目覚める。
マトリックスの元ネタと言われるアレックス・プロヤス監督のSF。
確かにそっくりなモチーフがちらほら。画面の雰囲気も似ている。
最近まで存在を知らなかったけど、面白かった。
バーで歌うジェニファー・コネリーが艶やか。キーファー・サザーランド・・・ジャック・バウアーの面影全く無し!
—————————————————————————
サンシャイン・クリーニング
「魔法にかけられて」のジゼル姫役エイミー・アダムス、「プラダを着た悪魔」のエミリー役エミリー・ブラント主演、
「リトル・ミス・サンシャイン」のスタッフによるヒューマンコメディ。
過去の栄光を忘れられない落ちぶれ女とちゃらんぽらんな妹が特殊清掃の仕事を始める。
リトル・ミス〜同様、負け組人生の機微を的確に掴んでた。
面白かったけど、共感してしまったのは悲しいことなのかもしれない・・・。
零時になると世界の様相と人々の記憶が改変される、常に夜の街。
宇宙からの"異邦人(ストレンジャー)"が作り出したその実験場で、
一人の男が彼らの持つのと同じ物質を変える力"チューン"に目覚める。
マトリックスの元ネタと言われるアレックス・プロヤス監督のSF。
確かにそっくりなモチーフがちらほら。画面の雰囲気も似ている。
最近まで存在を知らなかったけど、面白かった。
バーで歌うジェニファー・コネリーが艶やか。キーファー・サザーランド・・・ジャック・バウアーの面影全く無し!
—————————————————————————
サンシャイン・クリーニング
「魔法にかけられて」のジゼル姫役エイミー・アダムス、「プラダを着た悪魔」のエミリー役エミリー・ブラント主演、
「リトル・ミス・サンシャイン」のスタッフによるヒューマンコメディ。
過去の栄光を忘れられない落ちぶれ女とちゃらんぽらんな妹が特殊清掃の仕事を始める。
リトル・ミス〜同様、負け組人生の機微を的確に掴んでた。
面白かったけど、共感してしまったのは悲しいことなのかもしれない・・・。
プロヴァンス物語 マルセルの夏
1900年〜のフランス、教師を父に持った主人公マルセルが、生まれてから田舎の別荘でひと夏を過ごすまで。
平和で幸せな少年時代の思い出。原題を直訳すると「我が父の栄光」。絶対的な尊敬を向けている父の凡庸さを
目の当たりにするも、受け入れたくない子供の心理が描かれていて面白かった。
—————————————————————————
ザ・タウン
ベン・アフレック監督・主演の犯罪もの。銀行・現金輸送車強盗が世界一多いというボストン・チャールズタウンが舞台。
取調室で警官から、自分の父親が刑務所で掘られたなんて報せを聞かされたらどんな心境になるだろう。
ラストは、こんな終わり方で良いのか?と思った。
—————————————————————————
誰(た)が為に鐘は鳴る ワールドプレミア上映版
スペイン内戦が題材。
・・・うーん?良さがよく分からなかった。160分くらいあったが無駄に長い感じがする。
ピラー役のカティナ・パクシノウがアカデミー賞・ゴールデングローブ賞助演女優賞受賞。
確かに印象に残る脇役だった。
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ドラゴン危機一髪
アメリカから香港へ凱旋したブルース・リーの香港製カンフー映画の1作目で、
当初はシュウが主人公だったがリーのインパクトのせいで主人公が交代になった・・・とwikiにある。
だからって途中で殺さなくても良かったのに。シュウ格好良かったのに。共闘させれば良かったのに。
1900年〜のフランス、教師を父に持った主人公マルセルが、生まれてから田舎の別荘でひと夏を過ごすまで。
平和で幸せな少年時代の思い出。原題を直訳すると「我が父の栄光」。絶対的な尊敬を向けている父の凡庸さを
目の当たりにするも、受け入れたくない子供の心理が描かれていて面白かった。
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ザ・タウン
ベン・アフレック監督・主演の犯罪もの。銀行・現金輸送車強盗が世界一多いというボストン・チャールズタウンが舞台。
取調室で警官から、自分の父親が刑務所で掘られたなんて報せを聞かされたらどんな心境になるだろう。
ラストは、こんな終わり方で良いのか?と思った。
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誰(た)が為に鐘は鳴る ワールドプレミア上映版
スペイン内戦が題材。
・・・うーん?良さがよく分からなかった。160分くらいあったが無駄に長い感じがする。
ピラー役のカティナ・パクシノウがアカデミー賞・ゴールデングローブ賞助演女優賞受賞。
確かに印象に残る脇役だった。
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ドラゴン危機一髪
アメリカから香港へ凱旋したブルース・リーの香港製カンフー映画の1作目で、
当初はシュウが主人公だったがリーのインパクトのせいで主人公が交代になった・・・とwikiにある。
だからって途中で殺さなくても良かったのに。シュウ格好良かったのに。共闘させれば良かったのに。
おもしろかったです
20世紀の巨人 映像とイメージ
厳密には映画じゃないけれど。
エジソン、リュミエール兄弟からスピルバーグ、IMAXまでの映画・映像の歴史をダイジェストで解説する、
97年制作のドキュメンタリービデオ。
映画通だったら分かりきった内容だと思われる。
自分は素人なので色々勉強になりました。
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ブラッド・ダイヤモンド
99年のアフリカ、シエラ・レオネ共和国。この国はダイヤモンドで武器を買い、紛争に使っている。
密輸された「紛争地ダイヤ」はクリーンな一般のダイヤと混ぜられ、最終的にそれを買うのは末端の消費者。
03年に40ヶ国が紛争地ダイヤの輸入を止める制度を作るが、流通は今も続いているという。
革命独立戦線(RUF)が拉致した少年たちを洗脳して兵士へと作り変える様が描かれている。
主人公の一人ソロモンの息子ディアも少年兵にされ、取り戻しに来た父親に刷り込まれた憎悪をぶつける。
ダイヤがどうこうよりショッキングな展開だった。子供になんてことしやがる。
厳密には映画じゃないけれど。
エジソン、リュミエール兄弟からスピルバーグ、IMAXまでの映画・映像の歴史をダイジェストで解説する、
97年制作のドキュメンタリービデオ。
映画通だったら分かりきった内容だと思われる。
自分は素人なので色々勉強になりました。
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ブラッド・ダイヤモンド
99年のアフリカ、シエラ・レオネ共和国。この国はダイヤモンドで武器を買い、紛争に使っている。
密輸された「紛争地ダイヤ」はクリーンな一般のダイヤと混ぜられ、最終的にそれを買うのは末端の消費者。
03年に40ヶ国が紛争地ダイヤの輸入を止める制度を作るが、流通は今も続いているという。
革命独立戦線(RUF)が拉致した少年たちを洗脳して兵士へと作り変える様が描かれている。
主人公の一人ソロモンの息子ディアも少年兵にされ、取り戻しに来た父親に刷り込まれた憎悪をぶつける。
ダイヤがどうこうよりショッキングな展開だった。子供になんてことしやがる。
エディット・ピアフ 愛の賛歌
良かった。ちょっと泣いた。
「インセプション」の主人公の妻モル役マリオン・コティヤール主演。出演作を観るのは3本目だけどこの女優さんは良いね。
本作の演技は他とのあまりのギャップにコミカルさを感じてしまって最初は笑いながら観てたが・・・。
インセプションで「キック」に使われていたあの曲が特別な位置付けで登場。終盤の畳み掛けるような展開が見事。ちょっと泣いた。
「ビヨンド・サイレンス」のシルヴィー・テステューが共演。この女優も生き生きとしてて好き。
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木漏れ日の家で
91歳!の女優が主演のポーランド映画。
このお婆ちゃん自体は凄く良かった。でも話が・・・独居老人の平穏を乱す、もうウンザリするようなイベントばかり起こる内容。
それとカット割りが激しいのが難。基本、喋ってる人物の顔のアップばかり映される。
お婆ちゃんの顔→犬の顔→お婆ちゃんの顔→犬の顔・・・といったパターンが最後まで続く。
期待してたがあまり好きになれなかった。
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ぼくのエリ 200歳の少女(再見)
大好きだけど二度と観たくないと思った映画。今回は切なさで死にたい気分にまではならなかったので助かった。
最後のプールサイドでのエリのアップが良い。
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ヘイフラワーとキルトシュー(再見)
子供が可愛くて色彩豊かな楽しいフィンランド映画。
絵になるカットが多い。ヘイフラワーが神様にお祈りするシーンなんかは本当に美しい。
けっこう真面目に家族の問題を描いていたりする。
良かった。ちょっと泣いた。
「インセプション」の主人公の妻モル役マリオン・コティヤール主演。出演作を観るのは3本目だけどこの女優さんは良いね。
本作の演技は他とのあまりのギャップにコミカルさを感じてしまって最初は笑いながら観てたが・・・。
インセプションで「キック」に使われていたあの曲が特別な位置付けで登場。終盤の畳み掛けるような展開が見事。ちょっと泣いた。
「ビヨンド・サイレンス」のシルヴィー・テステューが共演。この女優も生き生きとしてて好き。
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木漏れ日の家で
91歳!の女優が主演のポーランド映画。
このお婆ちゃん自体は凄く良かった。でも話が・・・独居老人の平穏を乱す、もうウンザリするようなイベントばかり起こる内容。
それとカット割りが激しいのが難。基本、喋ってる人物の顔のアップばかり映される。
お婆ちゃんの顔→犬の顔→お婆ちゃんの顔→犬の顔・・・といったパターンが最後まで続く。
期待してたがあまり好きになれなかった。
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ぼくのエリ 200歳の少女(再見)
大好きだけど二度と観たくないと思った映画。今回は切なさで死にたい気分にまではならなかったので助かった。
最後のプールサイドでのエリのアップが良い。
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ヘイフラワーとキルトシュー(再見)
子供が可愛くて色彩豊かな楽しいフィンランド映画。
絵になるカットが多い。ヘイフラワーが神様にお祈りするシーンなんかは本当に美しい。
けっこう真面目に家族の問題を描いていたりする。
トゥモロー・ワールド
ネットで評判な、隠れ良作なSF映画ということで観てみた。
ストーリーは割とどうでもいい感じ・・・だけど、
荒廃した街や収容所の景観作りの凝りよう、
長回しシーンの凄さ(ただしハイテクを駆使した疑似ワンカットシーンだそうな)、
アクションシーンのリアルさ&臨場感と、
映像的な見所には満ちていた。
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狼少女ミーシャ 虐殺の戦場、3000マイル
ジャケ裏を見て、B級臭い邦題と装丁を無理矢理つけられてしまった良作だと直感。
直感は当たった、まともな映画だった。
第二次大戦中、ベルギーに住むユダヤ系の少女が、一斉検挙で連行されていった両親に会うため、
ドイツのある「西」へとひたすら旅をする話(ドイツを通り越してウクライナにまで)。
まず主人公の女の子の可愛らしさ!!
序盤では主人公ミーシャを愛おしく見せるための演出に力が入っていた。
後半の旅では、ちょっと無理があるのでは?と感じる点がいくつかあったりするのだが、
交互に描かれるミーシャのたくましさと痛ましさに目が離せない。
しかし・・・最後がたった一文によるエピローグで終わるというのは寂しい。
ネットで評判な、隠れ良作なSF映画ということで観てみた。
ストーリーは割とどうでもいい感じ・・・だけど、
荒廃した街や収容所の景観作りの凝りよう、
長回しシーンの凄さ(ただしハイテクを駆使した疑似ワンカットシーンだそうな)、
アクションシーンのリアルさ&臨場感と、
映像的な見所には満ちていた。
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狼少女ミーシャ 虐殺の戦場、3000マイル
ジャケ裏を見て、B級臭い邦題と装丁を無理矢理つけられてしまった良作だと直感。
直感は当たった、まともな映画だった。
第二次大戦中、ベルギーに住むユダヤ系の少女が、一斉検挙で連行されていった両親に会うため、
ドイツのある「西」へとひたすら旅をする話(ドイツを通り越してウクライナにまで)。
まず主人公の女の子の可愛らしさ!!
序盤では主人公ミーシャを愛おしく見せるための演出に力が入っていた。
後半の旅では、ちょっと無理があるのでは?と感じる点がいくつかあったりするのだが、
交互に描かれるミーシャのたくましさと痛ましさに目が離せない。
しかし・・・最後がたった一文によるエピローグで終わるというのは寂しい。
やがて来たる者へ
1943年イタリア、侵攻してきたナチスドイツ軍とそれに対する抵抗運動パルチザンとの戦いを少女の視点から描いた映画。
分かっていたことだが・・・気が滅入った。好き放題のさばるナチスドイツ兵とされるがまま虐げられる民間人。
このテーマが盛り込まれている映画を観ると、いつ悲劇の瞬間が訪れるのかとハラハラして心臓にとてつもない負担がかかる。
主人公含め女性の貞操の危機も何か所かで描かれていて気が気がじゃなかった。良い映画だけど二度と観たくない。
子役は美人だけど喋れない設定なのであまり声を聞けないのが残念だった。
弟を守りたい一心に突き動かされる終盤の主人公の描き方が見事だと思った。涙を流してなかった気がする。
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カノン
ダメオヤジが世間や人生を呪いながら、半分自暴自棄になって仕事や借金のあてを探し回るフランス映画。
これ、有害指定を受けてもおかしくないんじゃ・・・。全編に渡って流れるオヤジのモノローグは一般的な「モラル」に反する言説の垂れ流し。
それが率直かつ反社会的すぎて面白くはあった。だけど妊婦の腹を殴打しまくるシーン、あれだけは駄目だ。
カノンが流れるシーンで終わっていたら美しい結末だったと思う・・・でもそれじゃこの映画は成立しないんだろうなあ。
ここ2日口の利けない少女が出てくる映画に縁がある。
1943年イタリア、侵攻してきたナチスドイツ軍とそれに対する抵抗運動パルチザンとの戦いを少女の視点から描いた映画。
分かっていたことだが・・・気が滅入った。好き放題のさばるナチスドイツ兵とされるがまま虐げられる民間人。
このテーマが盛り込まれている映画を観ると、いつ悲劇の瞬間が訪れるのかとハラハラして心臓にとてつもない負担がかかる。
主人公含め女性の貞操の危機も何か所かで描かれていて気が気がじゃなかった。良い映画だけど二度と観たくない。
子役は美人だけど喋れない設定なのであまり声を聞けないのが残念だった。
弟を守りたい一心に突き動かされる終盤の主人公の描き方が見事だと思った。涙を流してなかった気がする。
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カノン
ダメオヤジが世間や人生を呪いながら、半分自暴自棄になって仕事や借金のあてを探し回るフランス映画。
これ、有害指定を受けてもおかしくないんじゃ・・・。全編に渡って流れるオヤジのモノローグは一般的な「モラル」に反する言説の垂れ流し。
それが率直かつ反社会的すぎて面白くはあった。だけど妊婦の腹を殴打しまくるシーン、あれだけは駄目だ。
カノンが流れるシーンで終わっていたら美しい結末だったと思う・・・でもそれじゃこの映画は成立しないんだろうなあ。
ここ2日口の利けない少女が出てくる映画に縁がある。
Amy エイミー
オーストラリア映画。ある時を境に聾唖になったが、歌だけは聞こえる・喋れるという少女エイミーの物語。
実際にそういう症例はあるらしい。エイミーの場合心の問題が原因なのだが・・・。
主人公役の子役、歌が上手すぎる!!演技もクライマックスのシーンが凄くて本当に泣かせる。
子役と監督の来日時のインタビュー映像など、レンタル版でも特典が充実していて良かった。
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オーケストラ!
30年前に政治的問題で解散させられてしまったボリショイ楽団が、パリ・シャトレ座での公演のために再集結する。
登場人物がそれぞれに思惑を抱いている群像劇的な作り。ユーモアもふんだんで楽しかった。
メラニー・ロラン目当てで観たがそんなに出てこなかった。
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あの夏のこどもたち
原題を直訳すると「私の子供たちの父親」。序盤は仕事中毒ながら家族、特に次女・三女の相手を怠らない父親の姿が描かれる。
その後実は会社の経営が立ち行かなくなってきていることが分かってきて、そして・・・。最後は母親と長女にフォーカスが移る。
淡々と描かれる家族のドラマ。途中訪れる大きな悲劇に、逆転ホームランが打ち返されることもない。最後は未練を残して住み慣れた町を去っていく。
15年間尽くしてきた社員も、あんなに愛していた家族も無言で放り出して逝った父親・・・。
次女・三女役の子役がとんでもなく美人だった。
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ロッタちゃんと赤いじてんしゃ
クソ和んだ。
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イン・アメリカ 三つの小さな願いごと
色々詰め込まれた監督一家の伝記的映画。
最後の"Please, please let me go."という長女のセリフが何とも言えない。
末女役の子役がもうすごい。可愛くて演技が完璧。
オーストラリア映画。ある時を境に聾唖になったが、歌だけは聞こえる・喋れるという少女エイミーの物語。
実際にそういう症例はあるらしい。エイミーの場合心の問題が原因なのだが・・・。
主人公役の子役、歌が上手すぎる!!演技もクライマックスのシーンが凄くて本当に泣かせる。
子役と監督の来日時のインタビュー映像など、レンタル版でも特典が充実していて良かった。
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オーケストラ!
30年前に政治的問題で解散させられてしまったボリショイ楽団が、パリ・シャトレ座での公演のために再集結する。
登場人物がそれぞれに思惑を抱いている群像劇的な作り。ユーモアもふんだんで楽しかった。
メラニー・ロラン目当てで観たがそんなに出てこなかった。
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あの夏のこどもたち
原題を直訳すると「私の子供たちの父親」。序盤は仕事中毒ながら家族、特に次女・三女の相手を怠らない父親の姿が描かれる。
その後実は会社の経営が立ち行かなくなってきていることが分かってきて、そして・・・。最後は母親と長女にフォーカスが移る。
淡々と描かれる家族のドラマ。途中訪れる大きな悲劇に、逆転ホームランが打ち返されることもない。最後は未練を残して住み慣れた町を去っていく。
15年間尽くしてきた社員も、あんなに愛していた家族も無言で放り出して逝った父親・・・。
次女・三女役の子役がとんでもなく美人だった。
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ロッタちゃんと赤いじてんしゃ
クソ和んだ。
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イン・アメリカ 三つの小さな願いごと
色々詰め込まれた監督一家の伝記的映画。
最後の"Please, please let me go."という長女のセリフが何とも言えない。
末女役の子役がもうすごい。可愛くて演技が完璧。
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